株式会社壽屋(東京都立川市)が、デジタルアパレルをテーマにした新たな展開をスタートすることを発表しました。アパレル製品の展開や黒猫洋品店とのコラボなど、取り組みの内容は4つです。
ホビーメーカーで知られる壽屋(コトブキヤ)
壽屋(コトブキヤ)は、プラモデルやフィギュアなどを取り扱うホビーメーカーです。1947年に玩具店として創業し、1953年に有限会社化。その後、1996年11月に株式会社に組織変更しました。
さまざまなプラモデルやフィギュアの、企画から開発、製造、販売までを担っており、実店舗やインターネットでは「コトブキヤ」の屋号で販売しています。
そんな壽屋が、2024年7月に発表した4つの新展開を紹介します。
新展開①アバター製品のアパレル製品化
VRアバターが着用しているデジタルアパレル製品を元にした、実物のアパレル製品が発売されました。製品名は「サバンナストリートワイルドキャットアウター」で、7月25日より「Favorite公式オンラインサイト」で販売中です。
アパレル製品の企画・製造・販売は、フェイバリット株式会社(東京都渋谷区)が行っています。
②REV WORLDS版サバンナストリートワイルドキャットコーデ発売
アパレル製品化もされた「サバンナストリートワイルドキャット」のコーデが、着せ替えアイテムとして「REV WORLDS」に登場しました。「REV WORLDS」は、2021年より運用開始となった、メタバースサービスのデジタル製品を展開するサイトです。
2024年夏に、新たにデジタルアパレル製品販売機能がローンチされ、「サバンナストリートワイルドキャットコーデ」は、この第一弾となります。
③StyMoreに「VDrobe公式ショップ」を出店
株式会社アダストリア(東京都渋谷区)が運営する、ファッションに特化したメタバースマーケットプレイスに、「VDrobe公式ショップ」を出店します。このショップでは、コトブキヤのデジタルアパレル製品を取り扱う予定で、今回の出店では「サバンナストリートワイルドキャットコーデ」のデータが販売されます。
④黒猫洋品店のコラボをスタート
VR用アバターのオーダーメイド制作を行う「黒猫用品店」とのコラボも、新しくスタートします。コトブキヤのアバターをベースにしたアバターを、「黒猫用品店」でセミオーダーできます。
これまで個別では叶わなかった「アバターコミッション」や、「アバター制作依頼」が、「黒猫用品店」を通して可能となります。対象アバターは、「イリオ1.1素体」「イリオ1.2素体」「イリオ1.3素体」で、その他のアバターについても今後、セミオーダーができるようになる予定です。
さまざまな取り組みに注目!
デジタルアパレルに関する4つの新展開を発表した、株式会社壽屋の製品は、今後、リアルでもバーチャルでもより広まっていくことが予想されます。これまで壽屋のアイテムに触れていなかった人も、この機会にぜひ注目してみてください。