現実世界を再現したオンライン見学を実現する、VR接客クラウド「ミニクル」が、メタバース機能の提供を開始しました。アップデートで追加された機能により、サービスはどのように進化したのでしょうか。
VRで施設案内ができるサービス「ミニクル」
「ミニクル」は、株式会社スプレッドオーバー(東京都千代田区)が提供する、VR接客クラウドです。VRを活用して、オンライン上で施設紹介ができます。VR空間は最短2営業日で制作可能。アバターAIによる自動案内機能も付与できます。また、ビデオ通話機能で、担当者と顧客が会話をしながら、空間内の周回が可能です。
サービス利用に専用アプリやVR機器は不要で、URLをクリックすれば、スマホやパソコンから簡単にアクセスできるのも、「ミニクル」の特徴の1つです。
アップデートでメタバース機能を追加
2024年7月にアップデートを実施した「ミニクル」は、新たに実写空間でのメタバース体験ができる機能を追加しました。新機能によって、ユーザーは3Dキャラを選択してVR空間に入室でき、アバターを介した音声通話やジェスチャーによって、コミュニケーションが取れるようになりました。従来のテキストチャットも、引き続き利用可能です。
さまざまな業界・シーンで活用可能
メタバース機能の追加により、離れた場所にいる家族や友人と一緒にリアルな体験をしたり、遠方の取引先との商談をスムーズにしたりすることができます。進化した「ミニクル」は、以下のような業界・シーンでの活用が可能です。
- 住宅の内見
- 各種展示会
- 介護施設や保育園、学校などの見学
- 工場見学
- ホテル・旅館への宿泊検討のための見学
- 観光地の再現
- 美術館・博物館見学 など
時間を選ばず、いつでも施設や住宅を見学できることはもちろん、なかなか会えない人とメタバースを回り、思い出作りもできるでしょう。
新機能を活用したサービスに期待!
リアルな映像が魅力のVR接客クラウド「ミニクル」がアップデートし、メタバース機能が追加されました。アバターを使って空間内を自由に見て回れば、より高い没入感を味わえます。新機能を活用したサービスの登場にも、期待しましょう。