VRを活用したリハビリを提供する、株式会社mediVR(大阪府豊中市)が、福岡にリハビリセンターをオープンしました。新施設では、自社で開発した「mediVRカグラ」によるリハビリを体験できます。
VRを用いたリハビリを行う株式会社mediVR
2016年創業の株式会社mediVRは、大阪大学発の医療機器メーカーです。病気による後遺症で自宅に帰れない人を見るなかで、「リハビリにVRを取り入れて、状況を打開できないか」という思いが、VRを用いたリハビリサービスの開発・提供につながっています。
VRを用いたリハビリは、成果を効果的に測定することが可能です。同社が開発したVRリハビリサービスは、有料老人ホームやデイケア施設など、全国113カ所で導入されています。
福岡にリハビリセンターを設置
「mediVRリハビリテーションセンター福岡」は、株式会社mediVRによるリハビリセンターです。すでに東京・大阪にも設置されており、福岡が3件目となります。これまでは、九州の医療関係者や、さまざまな症状で悩む患者も、東京や大阪のリハビリセンターまで足を運んでいましたが、今後はより近い場所でリハビリを学び、治療を受けることが可能です。
また、「mediVRリハビリテーションセンター福岡」では、リハビリ業界では初となる「成果報酬型」の料金体系を導入しています。患者とスタッフが一緒に目標を設定し、達成度に応じた料金を支払います。
「mediVRカグラ」によるリハビリを提供
「mediVRリハビリテーションセンター福岡」では、株式会社mediVRが開発したVRリハビリサービス「mediVRカグラ」を使ったリハビリを提供します。「mediVRカグラ」によるリハビリは、以下のような症状の改善に効果を示すことが報告されています。
- 歩行機能
- 運動失調症状
- 上肢機能
- 慢性疼痛
- めまい症
- 認知機能障害(高次脳機能障害、注意障害など)など
効果的なリハビリの実現に期待!
VRを活用したリハビリサービス「mediVRカグラ」を提供する株式会社mediVRが、福岡に新たにオープンしたリハビリセンターでは、VRコンテンツを使った効果的なリハビリを体験できます。全国のさまざまな施設に導入されているサービスが、九州地域の多くの人の悩み解消に役立つことにも、期待しましょう。