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地方創生にメタバース!取り組みを行う自治体の事例を紹介ー1ー

地域活性化や快適な行政サービス提供に向け、自治体がメタバースを活用する事例は増えています。今回は、自治体のメタバース活用事例を紹介します。

地方創生に向けたメタバースの役割

地方創生に向け、メタバースが担う役割には以下のようなものがあります。

  1. 特産品やNFTの販売
  2. 地方の魅力を発信し、観光客増加
  3. 業務のリモート化による定住人口拡大

従来のネットショップでは、売り上げ増加がなかなか見込めなかった特産品も、よりリアリティの高いメタバースで、そのよさをアピールすることができ、売り上げアップが見込めます。また、自治体の収益に還元されるようなNFTを販売すれば、新たな収益源となり、ほかの地域に住む人とのつながり作りにも役立ちます。

メタバース上に観光名所を再現すれば、国内外を問わず、さまざまな地域の人がその土地の魅力に気軽に触れられます。実際に現地に足を運んでみたいと考える人がふえ、観光客増加も期待できるでしょう。

さらに、メタバースを業務に活用すれば、リモートという働き方の選択肢が増えます。仕事があれば、若者世代が就職のために地方を離れるケースも減り、人口流出を防ぎ定住人口を安定させられるのも、メタバースの役割の1つです。

メタバースを活用する自治体①鹿児島県日置市

さまざまな自治体が、メタバースをどのように活用しているのかを見てみましょう。鹿児島県日置市は、メタバースに「もうひとつの日置」を立ち上げるプロジェクトとして、2022年8月から「ネオ日置」という仮想空間の構築をスタートしました。

「ネオ日置」は誰でも無料で利用できるメタバースで、「名所空間」には、日置市内の名所をリアルに再現しています。3つの空間で日置市の魅力に楽しく触れ、他地域の人の「行ってみたい」という気持ちを高めます。

②大阪府河内長野市

大阪府河内長野市は、2024年4月に市制施行70周年の記念式典を、メタバースで開催しました。府内初の試みとなった同イベントでは、市長や議長の挨拶動画や、市民からのフォトメッセージなどが紹介されました。

また、河内長野市公式キャラクター「モックル」のアバターに変身できるスポットも設置されるなど、訪れた人が楽しく河内長野市を知ることができる工夫が凝(こ)らされていました。遠方の人も気軽にアクセスできるメタバースを会場にしたことで、多くの人が式典に参加できました。

③山口県岩国市

山口県岩国市は、市内の魅力的な風景をよりリアルに体感できる、360度のVR動画を制作・公開しています。YouTubeで視聴可能な動画は複数アップされており、岩国の市花である桜や、四季折々の景色を堪能できます。

日本語と英語のナレーションには、岩国高等高校や、米海兵隊岩国航空基地内のペリー・ハイスクールの生徒が協力しており、地域が一丸となってVR動画制作に取り組んだのも特徴です。

メタバースでさまざまな地方の魅力に触れよう!

地域の名所をリアルに再現したメタバースをのぞけば、離れていてもその土地の魅力をよりリアルに感じられます。失われていく歴史的な景色や建造物の保存にもつながるメタバースを、今後も活用する自治体が増えることに期待しましょう。

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