株式会社往来(東京都港区)が、京セラ(京都市)のメタバース制作を担当しました。公開されたメタバースは、2つです。
2021年設立の株式会社往来
2021年設立の往来は、VRやメタバースコンテンツの制作プロダクションを行う企業です。XR技術を活用し、「感動を世界に届ける」ことを目的に、さまざまなコンテンツを手がけています。
企業はもちろん、横須賀市のメタバースプロジェクトをはじめとした自治体のXRマーケティングもサポート。企画からコンサル、技術導入まで幅広い業務を担っています。
制作メタバース①「ファインセラミックスワールド」
今回、往来が制作を担当した京セラのメタバースの1つが、「ファインセラミックスワールド」です。京都・伏見にある京セラ本社をモチーフにした空間で、ファインセラミック技術について知ることができます。
「ファインセラミックスワールド」は、すでにWEB版が存在しますが、新たに制作されたメタバース版では、以下の4つのコーナーで、リアルな体験が可能です。
- ファインセラミックスとは
- ファインセラミック製品の使われ方
- 製造設備バーチャル見学
- 極限世界体験
リアルには見学できない工場内、体験が難しい宇宙や深海などで、ファインセラミックスがどのように活躍しているかを、間近で見られます。
②「ワールドポータル by Kyocera」
往来が制作したもう1つのメタバースが、「ワールドポータル by Kyocera」です。京都府京田辺市に作られている「京セラの森」をモチーフにしたワールドでは、京セラが培ってきた製品や技術の展示を見たり、体験したりできます。
また、前述の「ファインセラミックスワールド」に移動できるポータルの役割も担っており、2つのメタバース空間を続けて楽しむことも可能です。
魅力的な空間をのぞいてみよう
京セラが公開した2つのメタバースでは、没入感の高い空間で、京セラの製品や技術に触れられます。子どもから大人まで楽しめる空間は、悪天候の休日などに、よりよいおうち時間を過ごす際にもおすすめです。往来が手がけた高いリアリティや美しさを誇る空間を堪能しながら、さまざまな知識を吸収しましょう。