大阪電気通信大学（大阪府寝屋川市）は、2026年度4月より、新たな学科を開設する構想を進めています。デジタルゲームやアートなどに関する学びが得られる「デジタルゲーム学科（仮称）」には、3つの専攻を設置予定です。
新学科設置構想を進める大阪電気通信大学
大阪電気通信大学は、日本初の「総合情報学部デジタルゲーム学科」を設置したことで知られています。2026年4月に、設置から23年を迎える同学部を、新たに「デジタルゲーム学科（仮称）」へと刷新し、メディア学科の再編も行うことを、現在構想中です。
新たな学科・専攻には、以下のような特徴があります。
- ゲーム制作やゲームを通した社会デザインなど、新たな学びを提供
- ゲーム業界、ゲーム研究分野、アート分野などで活躍する教員を採用
- 専攻間での柔軟な科目履修、ゼミ選択を可能とし、より深い学びを提供
- メタバースなどのサイバー空間技術を活用した学習環境を整備
なお、キャンパスは四條畷市に設置予定です。
設置予定の専攻①ゲーム・社会デザイン専攻
デジタルゲーム学科の専攻として予定されている1つが「ゲーム・社会デザイン専攻」です。「ゲームを変える」をコンセプトに、ゲームのDX技術を活用し、ゲームの新たな社会的可能性について学び、考えながら、社会課題解決に取り組みます。
②デジタルゲーム専攻
「デジタルゲーム専攻」では、「ゲームを創る」をコンセプトに、ゲーム制作に関連するデジタル技術の急速な進化に対応できる人材を育成します。プログラミングやグラフィックなど、ゲームに特化した技術とともに、IT業界でも生きるスキルを身につけられるのが特徴です。
③ゲーム＆メディア専攻
「ゲーム＆メディア専攻」では、「ゲームを拡げる」をコンセプトに、デジタルコンテンツの制作・発信に関わる知識と技術を学びます。また、メディア表現を総合的に習得するなかで、エンターテイメント業界で幅広く活用できるスキルを身につけます
今後の情報にも注目！
2026年度に、大阪電気通信大学の学科・専攻がどのように生まれ変わるのか、いまから楽しみですね。今後の情報にも注目し、興味がある学生は、志望校の1つに入れてみるのもよいかもしれません。
