ユタカ交通株式会社(和歌山市)が、真言密教の総本山として知られる、高野山に関するVRコンテンツを公開しました。新コンテンツは、YouTubeで気軽に体験できます。
世界遺産登録20周年を迎えた「紀伊山地の霊場と参詣道」
山岳全体が信仰の対象とされる高野山には、「聖地」として日々多くの人が訪れます。高野山にある「紀伊山地の霊場と参詣道」は、2004年7月に世界遺産に登録されて、2024年で登録20周年を迎えました。
これを記念し、ユタカ交通はYouTubeの「メタバース和歌山公式チャンネル」に、高野山内の2大聖地をバーチャルで体験できる、360度VR観光動画を公開しました。
新コンテンツ①高野山 壇上伽藍・金剛峯寺
2024年8月2日に公開された新たな動画の1つが、「高野山 壇上伽藍・金剛峯寺」です。高野山観光の入り口である大門をくぐり、「二大聖地」の1つである壇上伽藍から金剛峯寺を巡ります。
動画では、建造物や展示物などにキャプションが表示されており、実際に現地を訪れているような感覚だけでなく、VRで観光をしながら、知識や理解を深められます。なお、撮影禁止区域については、動画ではなく静止画で紹介されています。
②高野山 奥ノ院
「高野山 壇上伽藍・金剛峯寺」とともに公開された「高野山 奥ノ院」は、弘法大師信仰の中心地です。こちらも「二大聖地」の1つで、御廟橋の前まで辿(たど)る体験ができます。
動画の始めには、毎朝、行法師が弘法大師さまへお食事を届ける「生身供(しょうじんぐ)の儀式」が収録されています。1200年間絶えず続いている伝統的な儀式を、美しく、そしてリアルな映像で堪能しましょう。
美しい映像で観光体験を
和歌山のさまざまな名所を、360度で楽しめる動画を提供する、ユタカ交通。新たに公開された、高野山に関する2つの動画も、和歌山の歴史的なスポットの魅力が伝わる内容となっています。ぜひ視聴して、VRを活用した観光体験をお楽しみください。