株式会社カラーアンドデコ（東京都港区）が、2024年8月より新たなサービスを開始しました。「パノラマVRビュワー」を使うと、室内の広さや暮らしのイメージが、より描きやすくなります。
インテリア空間デザインを手がける、カラーアンドデコ
2019年設立のカラーアンドデコは、VRやCGなどの技術を活用し、暮らしに関するさまざまな情報を提供する企業です。主な事業は、インテリア空間デザインやVR・CGグラフィックデザイン、インテリアプランニング、家具販売。住宅デザインなどで、住まいや暮らしの可視化により、物件の価値・生活の向上を目指します。
新サービスの内容と特徴
新たに提供される「パノラマVRビュワー」は、より臨場感のある疑似内覧体験ができるサービスです。現在も、さまざまな企業が仮想空間や360度映像を活用した内覧を実施していますが、パノラマビュワー作成には、多くの手間や費用がかかります。その結果、導入によるメリットを理解してはいるものの、導入や継続的な活用を踏みとどまる不動産会社は、少なくありません。
カラーアンドデコは、物件をバーチャルで見るために欠かせない機能を持った「パノラマVRビュワー」を自動生成できる、同社が開発した独自技術です。不動産会社は、パノラマ画像と間取り図をアップロードするだけで、家具などのインテリアが配置され、室内の広さや暮らしの様子がよくわかるVR動画を作成できます。
VRビュワーの魅力
「パノラマVRビュワー」自動生成機能によるVR動画をオーダーすると、URLが納品されます。URLをクリックすれば、完成したVRビュワーの利用が可能です。この「VRビュワー」には、以下のような魅力があります。
- 費用はバーチ
- 費用はバーチャルインテリアの作成にかかる金額のみで、安価にVR動画を作成できる
- 家具ある・なしの切り替えが可能
- 図面や写真、2D動画ではわからない、物件の魅力を発信しやすい
- 閲覧者が暮らしをイメージしやすく、契約につながる可能性が高まる
従来のVR動画よりもはるかに安価に作成できるので、さまざまな物件のVR動画を作りやすいのは、最大の魅力です。また、配置されたバーチャルインテリア（家具）は、切り替えによって消すこともでき、何もない状態の物件もじっくり見られます。
リアルな動画は、従来の紙媒体や2Dの動画よりも物件の魅力を発信しやすく、閲覧者は入居後の生活を容易にイメージできます。自分に合った物件かどうかを見極める材料となるVR動画は、契約につながる可能性を高めることにも貢献するでしょう。
新たなサービスで不動産業界に革新を
より簡単に、そして安価にVRの内覧動画を作成できる新サービスを活用し、多くの物件がVRで見られる日は来るのでしょうか。今後の導入事例にも、注目していきましょう。
