NIJINアカデミー、マレーシアの大学との国際交流を実施

不登校児童・生徒の新たな居場所を作るNIJINアカデミーが、マレーシアにある大学との、国際交流を実施しました。参加した子どもたちは、どのような収穫を得たのでしょうか。

140名の小中学生が学ぶ、NIJINアカデミー

NIJINアカデミーは、株式会社NIJIN（東京都江東区）が運営する、不登校オルタナティブスクール小中一貫校です。2023年9月に開校し、現在は全国30以上の都道府県に住む、約140名の小中学生が、日々学んでいます。

メタバースを活用したフリースクールは、自宅にいながら学ぶことができ、アバターを介して年齢や境遇の近い人とコミュニケーションも取れます。NIJINアカデミーは、メタバースの特性を生かした、リアルにはできない学びの提供も行いながら、子どもたちのよりよい成長をサポートしています。

2024年8月7日、NIJINアカデミーは、マレーシアのユタ大学とオンライン国際交流を実施しました。ユタ大学からは、日本に興味・関心を持つ10名の大学生が参加し、マレーシアのリアルな生活や、ユタ大学での日々を動画で紹介しました。

NIJINアカデミーから参加した小中学生は約20名で、日本語と英語を交えながら、日本の地域の魅力や、アニメなどのサブカルチャーを紹介し、交流は盛り上がりました。

国際交流に参加した子どもたちからは、「日本の文化がマレーシアにもたくさん広がっているのを知った」「マレーシアの生活や文化をビデオで見て、びっくりした」「マレーシアに行ってみたい」「ユタ大学の学生たちは、日本語がとても上手だった」など、ポジティブな感想が多く集まりました。

言葉も文化も異なる地域の人との交流を通し、「自分も英語を頑張りたい」といった、今後の学びの目標を決めるなど、子どもたちが大きな刺激を受ける時間になったようです。

NIJINアカデミーが8月に実施した国際交流には、アバターで参加する小中学生も一定数いました。メタバースやオンラインを活用し、世界中の人とつながったり、これまでにない学びの形を確立したりしながら、これからも子どもたちによりよい学びを提供することに期待したいですね。