メタバースでは、普段の生活では目に見えない小さな世界に飛び込むこともできます。「桧山農場 自然栽培と微生物の楽園」は、微生物の世界の探索を通して、次世代農業の可能性を体感できるコンテンツです。
「桧山農場 自然栽培と微生物の楽園」とは
「桧山農場 自然栽培と微生物の楽園」は、メタバース技術によって土壌微生物の世界を体験できる、ゲーム空間です。体験者はギャラリーで微生物について学んだり、体験型ミニゲームで微生物をより身近に感じたりできます。
「メタバース×農業プロジェクト」が半年以上かけて制作
「桧山農場 自然栽培と微生物の楽園」は、「メタバース×農業プロジェクト」とOH26株式会社(東京都小平市)が共同で制作したバーチャルワールドです。昨今は農業従事者の高齢化が進み、若者による「新しい農業」への関心が高まっています。
そこで、「メタバース×農業プロジェクト」の8名のメンバーが半年にわたって農業課題についてさまざまな視点で議論し、イベントとしてアウトプットした空間を実現しました。メタバースでは、土壌1グラムあたり約10億個含まれる微生物が、土壌の健康維持や、作物の成長促進にどういった役割を果たしているかが直観的に学べ、自然栽培への理解を促進します。
9月にはオープニングイベントも
メタバースがオープンした2024年9月28日には、メタバースプラットフォームSpatial.io と YouTube LIVEで、オープニングイベントも開催されました。イベントでは、特別講演「自然栽培が紡ぐ、おいしいお米の物語」やバーチャルギャラリーツアー、微生物ワールドアドベンチャー体験会、質疑応答セッション&プレゼント企画が行われ、イベント参加者は公開されたばかりのメタバースの魅力に触れるとともに、新しい農業のあり方を学びました。
「桧山農場 自然栽培と微生物の楽園」では、今後もメタバースを通じ、多くの人が自然栽培や食、農業、環境についての新たな視点を持てるよう、企画やアップデートを実施していく予定です。
見えない世界にメタバースで飛び込もう
自然栽培における微生物の種類や役割を知ったり、ミニゲームで微生物への関心を深められるメタバース「桧山農場 自然栽培と微生物の楽園」は、Spatialで公開中です。ウェブから気軽にアクセスできるメタバースで、新たな世界に触れてみてはいかがでしょうか。