「東京ゲームショウ」でも公開されたプラットフォーム「neem」、その魅力とは

2023年7月からサービスを提供している「neem」が、モバイル版をリリースしました。2024年「東京ゲームショウ」で初公開され、注目を集めています。

メタバースが作れるプラットフォーム「neem（ニーム）」

「neem」は、株式会社ソフトギア（東京都新宿区）が開発した、誰でも自由に3D空間を作れるプラットフォームです。パソコンを使って自由度の高い操作で理想の空間をデザインし、URLで共有できます。

完成したメタバースには友だちを呼ぶことも可能で、空間内で遊んだり、コミュニケーションも楽しめます。

「neem」の特徴は、以下の3点です。

特許技術によって3D空間をURLで管理でき、ホームページのような感覚で3Dマップを公開・共有できます。空間内ではテキストや音声、ストリーミングなど、さまざまな形式のチャットで、訪れた人同士の交流も可能です。

マップ作成を共同で行えるのも、「neem」の特徴です。地形変化をリアルタイムで共有できるので、複数名で作業を分担し、効率的な空間デザインを実現します。

さらに、ウェブサイト閲覧、ストリーミング機能も実装しており、3D空間と2DWebを継ぎ目なく行き来できます。スムーズな操作で、メタバースをより活用しやすいのも「neem」の魅力でしょう。

2024年9月26日から29日まで実施された「東京ゲームショウ2024」では、「neem」のモバイル版が初公開されました。モバイル版では、パソコンで作成した3D空間を共有でき、より手軽にメタバースを楽しめます。

開発元である株式会社ソフトギアは、今後、モバイル版でもパソコン版と同様にマップを作成できるようにし、さらに海外展開やコミュニティ機能の強化など、さまざまな進化を続けることも発表しています。

パソコンで簡単にメタバースが作れる「neem」は、作った空間でコミュニケーションを深めたり、作品鑑賞やゲームプレイをしたりと、さまざまな方法で楽しめるメタバースです。新たにリリースされたモバイル版をインストールし、魅力的な空間に触れてみてはいかがでしょうか。