クロスコ株式会社（東京都港区）が、メタバースギャラリーサービスを開始しました。「METAGOメタバースギャラリー」を利用すれば、仮想空間内にさまざまなアートを展示できます。
1984年創業のクロスコ株式会社
1984年創業のクロスコ株式会社は、映像技術サービスやWeb関連事業を提供する企業です。映像や動画を用いた「コミュニケーションの最大化」を目標に、顧客の事業課題に寄り添うパートナーとして、課題解決に向けた提案を行っています。
新サービス「METAGOメタバースギャラリー」
2024年10月より開始した新サービス「METAGOメタバースギャラリー」は、仮想空間内にアートを展示できる環境を作りまります。展覧会の主催者やアーティストは、メタバースサービス「METAGO」内のギャラリー空間に、自由に作品を展示できます。
空間を訪れた人は、自由に動きながら作品を鑑賞したり、イベントに参加したりして、空間や作品の魅力に触れられます。サービスの特徴は、以下の3点です。
- リアル開催中の展覧会のプレビューサイト、現地に来られない人が鑑賞を楽しむ場、展示のアーカイブなど、幅広い用途で利用可能
- メタバース初心者、デジタルアーティストなど、幅広いニーズに対応できるよう、メタバース構築を全面サポート
- メタバースの特性を生かした空間構築、展示ディレクションを提供
これまで、法人向けサービスを提供してきたクロスコですが、「METAGOメタバースギャラリー」は、個人アーティストの利用も可能です。
サービス開始記念「鈴木淳也作品展～Junya Suzuki Works 2008-2024」も
サービス開始を記念し、現在「鈴木淳也作品展～Junya Suzuki Works 2008-2024」を開催中です。鈴木淳也氏は、東京芸術大学院で保存修復技術の博士号を取得した画家・研究者・教育者で、精密でリアルスティックな作品の制作でも、注目を集めています。
そんな鈴木氏の作品をデジタルデータ化し、メタバース空間で楽しめます。10月30日には、作品展開催を記念したオンラインセミナー、11月8日には、メタバース空間内での作品解説とトークショーも行われました。
多彩なギャラリーの登場に期待！
メタバースを活用した展示や美術館・博物館は、増加傾向にあります。新サービス「METAGOメタバースギャラリー」によって、さらに多くのアーティストの展示を、メタバースで見られる日は近いかもしれませんね。
