全国の温泉地をモチーフにした「温泉むすめ」のキャラクターが、最新技術でAIアバター化されました。AIアバターは、各地でのイベントに登場する予定です。
全国の温泉地をモチーフにした「温泉むすめ」
「温泉むすめ」は、全国の温泉地をモチーフとした二次元キャラクターを制作し、さまざまなコンテンツを通じて、温泉地の魅力を発信することを目的とした地域活性化プロジェクトです。2024年11月現在、127を超えるキャラクターが存在します。
キャラクターグッズ販売や「温泉むすめ」にちなんだ宿泊プラン、キャラクターを演じる声優のトークイベントの開催などで、観光業界に大きな経済効果をもたらしています。
NTTの技術で、AIアバター化
株式会社NTTコノキュー(東京都千代田区)は、NTTテクノクロス株式会社(東京都港区)、株式会社エンバウンド(東京都渋谷区)とともに、キャラクターを活用したAIアバターとの、多言語の音声対話による応対システムを開発しました。
「温泉むすめ」はこの技術を活用し、キャラクターをAIアバター化し、人気声優が担当する声もそのままに、リアルタイムでの多言語対話を可能とする、新たな応対システムを採用しました。
各地のイベントに、AIアバターが登場
2024年10月27日に、福島県飯坂地域にある飯坂温泉で開催された「温泉むすめ ミニライブ&トークイベント in 飯坂温泉 Vol.3」では、前述のシステムが早速活用されました。来場者は、AIアバターに変身したキャラクターとの会話を楽しみ、再現性や表現力の高さを実感していました。
また、同イベントでは出演声優によるトークパート、「温泉むすめ」全キャラクターからイベント限定で選抜される「ゆのはな選抜」による楽曲披露も行われ、温泉地の活性化に貢献しました。
今後のイベント情報もチェック!
NTTコノキューなど3社が開発した新技術は、今後の「温泉むすめ」の活動をさらに盛り上げることが期待されます。各地でのイベントでAIアバターがどのような活躍をするのか、イベント情報もチェックし、動向を追いましょう。