兵庫県姫路市で、VR謎解きイベントを開催中です。「書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)と刻の道標(コンパス)」は、2025年3月まで挑戦できます。
VR謎解き「書寫山圓教寺と刻の道標」
2024年11月1日にスタートした「書寫山圓教寺と刻の道標」は、VR技術を活用した謎解きイベントです。主人公は、平穏な日常を過ごす学生で、将来の進路に悩んでいます。ある日、父親から「悩んでいるなら、姫路市にある、書寫山圓教寺に行ってみてはどうだ?」といわれ、ロープウェイに乗って圓教寺に向かいます。
プレイヤーは物語の主人公となり、お寺の歴史にまつわる人物たちが出題する謎を解き明かしていきます。謎解き好きはもちろん、圓教寺について知りたい人も、VR空間の没入感を味わいながら、楽しく圓教寺の歴史・文化に触れられるでしょう。
登場キャラクターは3体
VR謎解きに登場するキャラクターは、乙天・若天・天女の3体で、いずれも圓教寺に関連しています。乙天と若天は、円教寺の守護神です。不動明王と毘沙門天の化身とされています。
また、圓教寺の中心に位置する摩尼殿は、開祖性空上人が山に住んでいた頃、「桜の木の周りで踊り、偈文(げもん)を詠じている天女の姿を目撃した」といわれる場所に建っており、天女はこの話にまつわるキャラクターです。現代的な美しいタッチで描かれたキャラクターたちが、ストーリー展開をサポートし、圓教寺の魅力を体験者に伝えます。
抽選でお菓子が当たるキャンペーンも開催中
謎解きをクリアすると、オリジナルの「謎解き認定証」と、ストーリーに登場する3体のキャラクターの、SNSアイコン用画像がもらえます。さらに、プレイ後のアンケートに回答すると、抽選で姫路のお菓子が当たるキャンペーンも実施中です。
キャンペーンは、謎解きイベント終了の2025年3月7日までで、抽選で選ばれた5名には株式会社杵屋(兵庫県姫路市)の銘菓「書写 千年杉」が賞品としてもらえます。
姫路の魅力に触れられるVRを体験しよう
姫路市を舞台にしたVR謎解き「書寫山圓教寺と刻の道標」は、WEBブラウザから簡単にアクセスできます。謎解きを通し、楽しみながら歴史ある名所について知ってみるのもよいのではないでしょうか。