株式会社Parafeed(東京都台東区)が製造・販売するVRめまい検査機が、100施設への導入を達成しました。VR技術を活用した検査には、さまざまなメリットがあります。
VRめまい検査機器「REEVEER-PitEye」
最新技術や特許を活用した、医療機器の開発・製造・販売を行う株式会社Parafeedは、2023年にVRめまい検査機器「REEVEER-PitEye」をリリースしました。「REEVEER-PitEye」は、パソコンとVR機器を連動し、めまいをはじめとした内耳機能・平衡機能検査ができる医療機器です。
VR技術活用のメリット
現代の日本では多くの人がめまいに悩んでいるといわれていますが、従来のめまい検査は大きな機材を使って行うため、広いスペースを確保しなければならず、導入できる医療機関が限られていました。検査普及率の向上に加え、専門的な機材をスムーズに使用し、すぐに診断できる医師が少ないのも、課題の1つでした。
VRめまい検査機器「REEVEER-PitEye」は、パソコンとVR機器のみで検査でき、広いスペースを確保する必要がありません。また、検査方法も簡単で、多くの医療機関への導入が可能です。気になる症状についてすぐに検査を行い、適切な診断を下せるのは、患者の満足度向上にも貢献します。
販売開始から1年半で100医療機関に導入!
「REEVEER-PitEye」は、販売開始から1年半で、国内の医療機関100施設に導入されました。「大きな病院で行うような検査を、省スペースで簡単に行えた」「検査が簡単なこと、最新機器を活用していることから、患者の満足度が向上した」など、導入した医療機関でも高評価を得ています。
株式会社Parafeedは、今後も社会問題の1つとされるめまいに真摯に向き合い、製品を通じて医療従事者や患者のサポートを行うことはもちろん、製品へのさらなる研究も引き続き行っていく予定です。
さらなる導入件数増加に期待
せまいペースで簡単な検査を実現できる、VRめまい検査機器「REEVEER-PitEye」は、今後もより多くの医療機関に導入されることが予想されます。医療へのVR活用で、さまざまな症状の検査や治療がより簡単にできるようになり、多くの医療機関で気軽に検査・治療が受けられる未来にも、期待しましょう。