株式会社博報堂(東京都港区)が、メタバース活用を支援する「メタバース生活者ラボ」を設立しました。メタバース生活当事者による研究者で構成されたプロジェクトでは、どのような活動を行うのでしょうか。
「メタバース生活者ラボ」とは
「メタバース生活者ラボ」は、メタバース空間での新たな生活者価値と、イノベーションの創出を目指して設立された、コミュニティ型プロジェクトです。「メタバース生活者」への理解を深めることで、博報堂の「生活者発想」を高め、クライアント企業のマーケティング支援を行います。
運営は「博報堂研究デザインセンター生活者発想技術研究所」
「メタバース生活者ラボ」を運営するのは、博報堂の研究開発組織である「博報堂研究デザインセンター生活者発想技術研究所」です。また、研究員には、同研究所の所属員だけでなく、博報堂DYホールディングスのマーケティング・テクノロジー・センターのメンバーや、クラスター株式会社(東京都品川区)の社員も参画します。
さらに、社内外を含めたメタバース生活者であるラボメンバーの拡大も、行われる予定です。
2つの活動でメタバース活用を支援
「メタバース生活者ラボ」では、以下の2つの活動で、クライアントのメタバース活用をサポートします。
- メタバース生活者当事者目線による、行動や新たな生活者価値に関する研究活動、発表、セミナーの実施。
- メタバース生活者と企業の「よい関係の橋渡し」で、メタバースでのさまざまな施策を支援。
研究で得たデータは、発表やセミナーなどを通して、メタバース活用を検討する多くの企業に共有されます。また、メタバース生活者への調査の設計・実施や、メタバースでのイベント開催に向けたプランニング、運営など、多岐にわたる支援を行います。
よりよいメタバースの未来に向けて
メタバース生活者を研究員に迎え、メタバース施策を支援する「メタバース生活者ラボ」は、今後、どのように生かされるのでしょうか。よりよいメタバースの未来に向けた博報堂の活動から、目が離せません。