株式会社V(東京都品川区)が、メタバースユーザーを対象に実施した、「メタバース上での活動に関するアンケート」の結果を発表しました。同時に、新たに「メタバース定性・定量調査サービス」の提供を開始したことも告知しました。
「メタバース上での活動に関するアンケート」を行った株式会社V
メタバースユーザー約350名を対象としたインターネット調査「メタバース上での活動に関するアンケート」では、以下のような結果が出ました。
- 性別:男性(67.5%)、女性(29.1%)
- VR機器所持率:93.7%
- 主な利用プラットフォーム:VRChat(90.5%)
- 週のメタバース利用日数:7日(20.8%)、5日(15.0%)
- 年間のメタバース関連消費金額:10万円以上(23.0%)、5~10万円(15.3%)
ほぼ毎日メタバースを利用する人は4割近く存在し、多くがVRChatを利用していることがわかります。また、アバターやアバターファッションなどのデジタルアイテムを含む、メタバース関連での消費額も、年間5万円を超える割合が4割近い結果となりました。
「メタバース定性・定量調査サービス」を開始
「メタバース定性・定量調査サービス」は、リアルなメタバースユーザーの情報が集まるサービスを活用し、ニーズに合わせた調査で、メタバース市場への参入に必要なデータを提供するものです。
メタバース市場規模は右肩上がりで、2030年には78.8兆円規模になるといわれています。しかし、国内のメタバース市場では、コンテンツ制作やユーザー獲得に向けた、専門知識やノウハウが足りないこと、収益化が難しいことなどが、大きな課題となっており、市場規模拡大を阻んでいるのも事実です。
そこで、株式会社Vは、新たなサービスによってメタバース領域での新たな価値創造を目指します。幅広い提案とサポートで、メタバース市場への参入を検討する企業の、課題解決に貢献します。
新サービスの特徴
新サービスの特徴は、大きく2つです。
- 「リアルなユーザー」情報の提供
- 低コスト
VRChatやフォートナイト、Roblox、ZEPETOなど、主要メタバースプラットフォームを中心に、メタバース生活者として日々メタバースを利用しているユーザーを対象に調査し、リアルな情報を提供します。また、定量調査は30万円、定性調査は1人あたり5万円と、低コストでのサービス提供を実現し、より多くの企業のメタバース参入を支援します。
さらなるメタバースユーザー増加を目指して
株式会社Vの新サービス「メタバース定性・定量調査サービス」によって、企業のメタバース参入促進はもちろん、メタバースの魅力に気づき、メタバースを日々活用するユーザーの増加も期待できます。国内のメタバース市場にどのような影響をもたらすのか、今後のサービス活用も見守りましょう。