地域の魅力を発信する、新たなメタバースが誕生しました。熊本県玉名市を再現した「たまなメタバース」では、どのような体験ができるのでしょうか。
「たまなメタバース」とは
「たまなメタバース」は、株式会社フォーラムエイト(東京都港区)が開発・提供するメタバースコンテンツです。熊本県玉名市をデジタルツインで再現した空間で、地域の魅力を発信し、観光客誘致に努めます。
メタバースへのアクセスに、専用機器やアプリは不要です。パソコンやスマートフォン、タブレットなどのブラウザから気軽にアクセスできます。
メタバースへのアクセスはこちらから。
どのような体験ができる?
「たまなメタバース」には、以下の3つの空間があります。
- 高瀬舟着場跡
- 菊池川河川敷
- 高瀬裏川水際緑地
「高瀬舟着場跡」では、玉名市のプロモーションビデオや、「玉名大俵まつり」のプロモーションビデオの視聴、江戸時代に米俵を運んだ平田舟が川に現れる様子を体験できます。「菊池川河川敷」では、2024年10月に開催された花火大会をドローンで撮影した、臨場感あふれる360度動画の視聴が可能です。また、河川敷には玉名市の特産品のイメージが表示され、クリック1つでECサイトや交流サイトへもアクセスできるようになっています。
「高瀬裏川水際緑地」では、「花しょうぶ祭り」の花摘み娘や夜間ライトアップを再現しており、季節を問わず満開の花しょうぶを楽しめます。ゆるキャラとの会話やクイズを通して、玉名市についての知見を深めるのもよいでしょう。
今後公開予定のコンテンツは…
今後はGPSの位置情報を活用し、メタバースにNFT機能を付与した「玉名かるた」を追加予定です。「たまなメタバース」内で特産品を見つけるクイズに正解したり、現地を訪れることでも獲得できたりする「玉名かるたNFT」が、玉名市への興味・関心をさらに深めます。
さらに、ウォレットを活用した取引やサービスなども将来的には導入の可能性があり、メタバースのメリットを最大限に生かした未来的な空間で、玉名の魅力を広く発信していくことが期待されます。
メタバースで玉名の魅力に触れよう
熊本県玉名市の魅力を発信する「たまなメタバース」は、ブラウザから3つの空間に気軽にアクセスできるメタバースです。花火や花しょうぶ、歴史的な「玉名大俵まつり」など、玉なの伝統・文化に触れ、現地を訪れるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。