愛知県豊田市が、バーチャルでイベントなどを行える空間をオープンしました。「メタバースとよた」は、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」よりアクセスできます。
2024年12月にオープンした「メタバースとよた」
「メタバースとよた」は、2024年12月14日に本格運用を開始した空間です。「豊田市メタバース将来ビジョン」に基づき、豊田市の住民や企業、行政、団体などのコミュニティ形成や情報交換、実証試験などを目的としたイベントのために構築されました。
豊田市は、メタバース活用に興味のある団体などに、「メタバースとよた」の空間を無料で貸し出すことを発表しています。また、イベント告知や協力社の募集も、メタバース内で行えます。
プラットフォームはcluster
「メタバースとよた」は、累計動員数3,500万人以上のプラットフォーム「cluster」内にあります。「cluster」は、スマートフォンやパソコン、VR機器などからアクセスできるバーチャルSNSで、没入感の高い空間で、ゲームをはじめとしたエンターテインメントや、ユーザー同士のコミュニケーションを楽しめます。
また、音楽ライブをはじめとしたイベントも多数開催しており、「メタバースとよた」で今後開催されるイベントにも、多くのユーザーを動員できることが予想されます。
空間内には4つのエリアを設置!
ワールド内には、以下の4つのエリアを設置しています。
- はじまりの広場:エントランスエリア。豊田市の象徴となる施設を再現しており、イベント情報なども掲載する。
- Andカフェ:相談エリア。1対1や5人程度までの少人数で、アバターを介した悩み相談ができる空間。
- まなびの森:教育エリア。小中学生を対象とした課外活動、不登校児童生徒の居場所づくりに活用可能。
- つながるアリーナ:イベントエリア。企業や市民活動団体などが実施する、大人数でのセミナーやイベントの開催。
なお、メタバースがオープンした2024年12月14日には、オープニングイベントを開催。「つながるアリーナ」での市長挨拶、「Andカフェ」でのトークイベントなど、各エリアの特長を生かした内容をお届けしました。
ブラウザ・アプリからアクセスしよう
ウェブブラウザや専用アプリから気軽に利用できるメタバース「cluster」内に登場した「メタバースとよた」では、今後、豊田市や市内の企業・団体の魅力を伝えるさまざまなイベントを開催予定です。
自然豊かな温かみあるメタバースを、ぜひのぞいてみてください。