10代向けデジタル人材育成サービスを提供する株式会社エクシード(東京都渋谷区)が、小学生向けの「Roblox入門」教材をリリースしました。3年生から学べるゲーム制作教材には、3つの特徴があります。
「TechHigher」を運営するエクシード
エクシードは、10代向けデジタル人材育成サービス「TechHigher」を運営する企業です。「TechHigher」は、中高生が実社会での問題や課題に、効果的な解決策を見つける力をつけるための、オンライン学習プラットフォームです。
デジタルツールを活用し、社会に出てからの学び方や、アイデアの発想から実装までの手法を主体的に身につけられます。
小学校低学年を対象とした教材「Roblox入門」をリリース
「10代のデジタル人材を育成する」ことを目的に、複数のサービスを開発するエクシードは、Robloxのゲーム開発を通じたプログラミング学習教材も提供しています。しかし、こちらのサービスは小学4年生以上が対象で、低学年から学ぶことはできませんでした。
そこで、2024年12月に発表したのが、低学年(小学3年生)から学べるデジタル教材です。プログラミングなしでRobloxのミニゲームを制作できる新教材は、「マインクラフトよりもRobloxに興味がある小学3年生以上」を対象としており、教材を通じてRobloxStudioの使い方やパソコンの操作が身につきます。
また、3Dゲーム制作によって空間認知能力や創造性が養われるのも、メリットの1つです。
教材の3つの特徴
新教材には、以下のような特徴があります。
- 低学年から学べるよう工夫した教材
- プログラミング・タイピングスキル不要
- テキストプログラミングが学べる教材を用意
漢字にはふりがなを振っており、英語の専門用語も低学年でもわかるよう、意味を丁寧に説明しています。また、マウスやキーボードの操作が初めてでも受講できるやさしい教材となっており、受講前にプログラミングやタイピングスキルを習得する必要がありません。
さらに、より深い学びを得たい児童向けに、テキストプログラミングによって複雑なゲームを開発できる教材も用意しています。
今後、未来に生きる知識を楽しみながら身につけられる教材が、多くのスクールで活用されることに期待したいですね。
教材を生かしたクラスの開校にも注目!
エクシードによる、小学3年生から学べる新教材は、Robloxに興味がある子どもに最適です。全国のプログラミング教室などでの「Roblox入門」クラス開校にも、注目しましょう。