株式会社Finatextホールディングス(東京都千代田区)による「近未来金融システム創造プログラム」の最終講義が、2月12日に行われます。当日は「総括討議」として、講義の様子が一般公開されます。

「近未来金融システム創造プログラム」とは
「近未来金融システム創造プログラム」は、Finatextホールディングスが2017年から開講しているプログラムです。講義名の通り、近未来の金融システムを創る人材の育成を目的としており、資本主義における金融の役割や、金融と技術の融合について理解し、近未来の金融システムの創造に向けた具体的な構想を学べます。
研究科・実務家として活躍する人物を講師に
プログラムは、理論と実践の融合に向け、オムニバス形式で行われます。毎回、各分野の最先端で活躍する研究家や実務家を講師に招いており、日本を代表する人物の話を生で聞けるのも、本プログラムの特徴です。
2024年度で第8期を迎えた「近未来金融システム創造プログラム」は、これまで14回の講義が行われました。今期は、東京大学大学院工学系研究科で開講された「近未来金融システムの創成」に協力しており、東京大学の学部生や院生、東京大学メタバース工学部の社会人も多く参加しました。
2月12日の「総括討議」を一般公開
2月12日には、東京大学・伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホールで、最終講義となる「総括討議」が行われます。講師は、以下の6名です。
- 赤井厚雄氏(株式会社ナウキャスト 取締役会長)
- 和泉潔氏(東京大学大学院工学系研究科 教授)
- 越智隆雄氏(元金融担当副大臣)
- 金剛洙氏(株式会社松尾研究所 取締役)
- 佐々木清隆氏(一橋大学大学院経営管理研究科 客員教授、元金融庁総合政策 局長)
- 谷山智彦氏(株式会社野村総合研究所 デジタル都市インフラ研究室長)
「近未来の金融システム」について、各々の見地から意見を交わします。
興味を持ったら申し込みを
最先端の技術が、未来の金融市場やシステムにどのような影響を与えるかが学べる「近未来金融システム創造プログラム」の最終講義は、間もなく開催です。興味を持ったら、出席フォームより申し込みをしましょう。
2025年度のプログラム開催にも、期待したいですね。