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建設現場にVR活用!東洋建設が新システム「Pile T-Real」を開発

東洋建設株式会社(東京都千代田区)が、建設現場で役立つ新システムを開発しました。実写VR「Pile T-Real」は、どのようなシーンで活用できるのでしょうか。

総合建設業をの東洋建設

東洋建設は、1929年に工業港建設を目的に設立された企業です。当初は「阪神築港株式会社」という社名でしたが、1964年に「東洋建設」に変更しました。

同社は、総合建設業や不動産事業を展開しており、海上・陸上土木、建築、環境技術など、幅広いジャンルで、国内外の社会資本整備に貢献しています。

新システム「Pile T-Real」を発表

2025年」1月に発表された新システム「Pile T-Real」は、現行の打設杭トータル施工管理システム「Pile-T」を発展させたものです。

現行のシステムでは、3台の自動追尾式トータルステーションの計測情報をもとに、杭の打設状況や既設構造物、地層分布などをパソコン上に3Dモデルでリアルタイムで表示します。オペレーターは360度、自由な視点で杭の打設状況を確認しながら、実際の杭を所定位置に誘導できます。

新しくなった「Pile T-Real」は、現行のVR空間に、360度カメラで撮影した現場のリアルタイム映像を背景として合成し、実写VR空間を実現します。実際の映像と3Dモデルを重ねて表示することで、より安全で効率的な杭の誘導が可能です。

システムの特徴は

実写VRにすることで得られる長所は、以下の通りです。

  • 作業員の動きや作業の進捗(しんちょく)状態を、VRでリアルタイムで確認できる
  • 杭の打設中に、実写VRと従来のVRの切り替えが可能
  • VR上で現場の詳細を確認できるので、安全性・効率性が向上する

従来の「Pile T」ではわからなかった現場のリアルな状況も、実写VRなら瞬時に把握できます。建設現場におけるDX推進は、工事中の安全性とともに、生産性の向上にも貢献するでしょう。

よりよい現場づくりに貢献?

従来のシステムに実写VRが追加された「Pile T-Real」により、建設現場におけるよりよい環境の実現にまた一歩近づけます。今後、システムがさまざまな現場で活用されることにも、期待しましょう。

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