2025年春、JR西日本(大阪市)が2つのバーチャルステーションを開業します。広島駅、大阪駅をバーチャル化した空間では、どのような体験ができるのでしょうか。

「バーチャルステーション」とは
バーチャルステーションは、JR西日本初となるXR施策です。2022年8月にリアルな大阪駅を再現・拡張した「バーチャル大阪駅」を開業しました。
2025年2月現在開業中のスマートフォン向けメタバース「バーチャル大阪駅 3.0」は、開業から約半年のあいだに、世界中からのべ2,000万人を超えるユーザーが来場しています。
「バーチャル広島駅」の特徴
2025年3月中旬に新たに開業予定の「バーチャル広島駅」は、メタバースプラットフォーム「cluster」で体験できます。特徴は、以下の通りです。
- 間もなく開業する広島新駅ビル「minamoa」を再現
- リアルの「minamoa」と連動した施策の展開
2025年3月24日に開業する広島新駅ビル「minamoa」が、リアル開業に先駆けてバーチャルでオープンします。路面電車が乗り入れる「アトリウム空間」をはじめ、ステージイベントが行える「ソラモア広場」、「メインフロア」などをバーチャル独自の表現で再現し、「minamoa」の魅力を広く発信します。
また、リアルの「minamoa」と連動した、さまざまな施策を展開するのも、「バーチャル広島駅」の特徴です。バーチャル空間ならではの魅力を堪能しながら、リアルな広島駅、そして「minamoa」に「行ってみたい!」と思わせるようなコンテンツに、期待が高まります。
なお、「バーチャル広島駅」の公開期間は、2026年3月下旬までの予定です。
「バーチャル大阪駅 4.u」の特徴
「バーチャル大阪駅 4.u」は、2025年4月上旬から、2026年3月下旬までの公開を予定している空間です。こちらは、メタバースプラットフォーム「REALITY」内で体験できます。特徴は、以下の通りです。
- 大好評「バーチャル大阪駅」がさらに進化した空間
- 企業・団体とユーザーのコラボ機会を多数用意
これまで、3度にわたりアップデートが行われてきた「バーチャル大阪駅」に、ユーザー同士のコミュニケーションや、ユーザーによる発信活動をより活性化する仕掛けを導入し、空間をさらに進化させます。
また、リアルとバーチャルの融合として、ユーザーが企業や団体とコラボする機会を多く用意します。たとえば、メタバース内での取り組みによって生まれた作品を、リアルの大阪駅でも放映・掲示するなど、バーチャル空間で活躍するユーザーの夢を後押しするイベントを企画中です。
魅力的な空間のオープンが楽しみ!
人気コンテンツ「バーチャルステーション」の新駅は、clusterとREALITYに開業予定です。現在開業中の「バーチャル大阪駅 3.0」も体験しながら、オープンを楽しみに待ちましょう。