通信制サポート校「ベネッセ高等学院」が、4月、バーチャルキャンパスを開校します。空間構築には、「ovice」を採用しました。

オンラインで学べる、「ベネッセ高等学院」
「ベネッセ高等学院」は「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」などの通信教育教材で知られる、株式会社ベネッセコーポレーション(岡山市)が開校した通信制サポート校です。これまで、教育商品・サービスの提供で培ってきたノウハウを生かし、学習面での個別指導はもちろん、進路相談などのサポートにより、通信制高校の卒業資格取得や進路選択に向けたサービスを提供します。
「ovice」を活用したバーチャルキャンパスが完成
2025年4月に開校するバーチャルキャンパスは、バーチャルオフィス「ovice」を活用して作られました。「ovice」は、仲間のいまの状況がわかるバーチャルオフィスで、企業でのリモートワーク時のコミュニケーションツールとして重宝されています。2020年8月にのサービス開始以来、導入実績は4,000社以上です。
そんな「ovice」を導入した「ベネッセ高等学院」のバーチャルキャンパスは、全国の生徒が一緒に学べる環境作りに寄与します。仲間の存在を感じながら学習したり、アバターを介したコミュニケーションを楽しんだりするなかで、通信制でも高校生活のさまざまな思い出が作れるでしょう。
バーチャル空間活用の効果は?
アバター姿でアクセスするバーチャルキャンパスは、生徒たちが本音で話しやすい、心理的安全性の高い環境作りを実現します。また、拠点を越えた教員同士の交流によってノウハウが共有されることで、生徒はよりよい学びも得られるでしょう。
自宅での学びは孤独を感じやすいですが、バーチャルキャンパスに集まって学習することで、生徒は仲間と切磋琢磨(せっさたくま)したり、喜びや悩みなどを共有したりすることもできます。さまざまな理由で学校に通うのが難しい学生も、心身の負担を感じにくい環境で、自分に合った学習スタイルを確立できるのではないでしょうか。
よりよい学びの実現に向けて
「ベネッセ高等学院」のバーチャルキャンパスは、間もなく開校です。メタバース空間と、コミュニケーションツール「ovice」を活用したキャンパスで、多くの生徒たちがよりよい学びや経験を得られることに、期待しましょう。