北海道教育委員会が、2024年にオープンしたメタバース「ほっかいどう メタ☆キャンパス」が、学習教材「すらら」を2025年度も継続利用することを発表しました。AIを活用した学習教材は、不登校児童生徒の社会的自立に役立つ学びを提供します。

「ほっかいどう メタ☆キャンパス」とは
「ほっかいどう メタ☆キャンパス」は、2024年8月にオープンしたメタバースです。北海道教育委員会は、道内の公立小中学校における不登校児童が過去最多の約14,000人になったことを受け、新たな形の教育環境の提供を決定しました。
仮想空間では、不登校児童生徒の学習支援はもちろん、教育に関する相談も行っています。
AI教材「すらら」を試験導入
「ほっかいどう メタ☆キャンパス」は、オープン時からAI教材「すらら」を試験的に導入していました。「すらら」は、国語・算数(数学)・理科・社会・英語の5教科の、小学校から高校まで12学年分のレクチャー、ドリル、テストを網羅したオールインワン教材です。
先生と生徒のキャラクターによるアニメーション動画は、会話形式で進行し、学びのアウトプットにより、双方向の学習体験を提供します。また、ドリルにはAIが学習者を分析する機能があるので、苦手な科目は復習に重点を置き、得意な科目は先取り学習することも可能でう。
2025年度も継続利用が決定!
北海道教育委員会は、2025年度も「ほっかいどう メタ☆キャンパス」で「すらら」を継続利用することを決定しました。「すらら」は、全国各地の不登校児童生徒の家庭学習や支援事業の学習教材、フリースクール、通信制高校など、幅広いシーンで活用されています。
「ほっかいどう メタ☆キャンパス」でも、現在20名の児童生徒が「すらら」を使った学びの効果を実感しており、この結果を受け、継続的に利用していくことを決めました。
新たな学びの場の確立に向けて
全国的に不登校児童生徒が増加傾向にある昨今ですが、北海道では約25%の児童生徒が、学校内外の専門的な相談・指導などを受けられていないのが現状です。「すらら」を活用し、自宅でも効果的な学びを実現できる「ほっかいどう メタ☆キャンパス」は、新たな学びの場としての立ち位置を確立できるのでしょうか。
今後の情報にも、注目しましょう。