株式会社Urth(東京都新宿区)をはじめとする4団体が、江古田をモチーフにしたメタバースをオープンしました。「はちゃメタ By ニチゲイ」は、Webメタバース「metatell」で体験できます。

「はちゃメタ By ニチゲイ」とは
「はちゃメタ By ニチゲイ」は、江古田周辺の街をベースに、日本大学芸術学部の学生たちが新たなイメージを生み出した街を再現したメタバースです。ユーザーは、アバター姿で空間を自由に移動したり、チャット機能を使ったコミュニケーションを楽しんだりすることができます。
メタバースには、学生たちの自由で斬新なアイデアが盛り込まれており、実在する江古田の街とは異なる風景が広がっています。なお、アバターは、新たに考案された江古田のマスコットキャラクター「こたまる」や、テントウムシをモチーフにした「エコてんちゃん」をはじめ、5種類から選択可能です。
メタバース制作は4団体で実施
「はちゃメタ By ニチゲイ」は、Webメタバース「metatell」を提供するUrthのほか、以下の団体が制作に協力しています。
- 西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市)
- 日本大学芸術学部(東京都練馬区)
- 日本電子計算株式会社(東京都千代田区)
日本大学芸術学部は、「江古田の魅力」を表現する空間構築に向けた課題の設定や分析、デザイン、街の人々へのインタビューなどを主体的に進めました。また、日本電子は「江古田の魅力を発信するメタバースの創出」に向けた「江古田メタバース・イノベーションプロジェクト」への参画企業です。
西武鉄道は、江古田に「西武池袋線・江古田駅」を設置しており、江古田と密接なつながりを持っています。そこで、メタバースを活用した展示企画などを行います。
懐かしい写真の展示も
2025年4月に西武池袋線が開業110周年を迎えたことを記念し、「はちゃメタ By ニチゲイ」内の江古田駅には、懐かしい写真の展示も行っています。駅舎壁面に展示された16点の写真には、江古田駅の懐かしい姿が収められています。
また、昭和の時代に多くの乗客が活用した「駅伝言板」をメタバース内に設置しており、ユーザーは白色のチョークで自由にメッセージを書くことができます。過去、そして現在の江古田に思い出があるという人は、伝言板にエピソードを書き込んでみるのもよいかもしれませんね。
metatellでのぞいてみよう
リアルな江古田の街と、日本大学芸術学部の学生たちのアイデアを詰め込んだ江古田を融合したメタバース「はちゃメタ By ニチゲイ」へは、こちらからアクセスできます。スマホやパソコンなどのブラウザから気軽に入れるmetatellで、没入体験をお楽しみください。