世界中の英語学習者が集うメタバースアプリ「fondi」が、宿泊業界向け英語研修プログラムを正式リリースしました。メタバース×AIの研修体験は、実践的なスキル定着に貢献します。

世界で200万人以上が英会話を学ぶ「fondi」
「fondi」は、2020年5月にアプリ提供を開始した英会話メタバースです。累計ダウンロード数は200万を超えており、メタバース空間には世界196カ国の英語学習者が日々集まっています。
「カタコト英語から始まる、バーチャル海外生活」をコンセプトにした「fondi」では、3Dアバターを使って英語学習を体験します。顔出し不要の環境は、英語を間違える「恥ずかしさ」を感じにくく、生きた英語力を身につけられるのは、「fondi」最大の魅力でしょう。
「おもてなし英会話 心・旅館基礎編」の正式提供がスタート
メタバースニュースでも2025年4月に取り上げた通り、「fondi」はインバウンド向け接客英会話研修「おもてなし英会話 心・旅館基礎編」を開発しました。「越前あわら温泉 つるや」と共同で開発した「おもてなし英会話」は宿泊業界で働く人たちが、240時間かけて接客に必要な英会話力を習得できるプログラムです。
プログラムは研修(動画視聴)から始まり、「fondi」での英会話学習へとつながります。外国人講師とのマンツーマントレーニングでは、より現場で生きる語学力を磨けます。また、「おもてなし英会話」は24時間365日受講可能で、多忙な宿泊業界の勤務体系のなかでも学びやすいのも、特長の1つです。
独自開発の「AI×メタバース体験」で実践的スキルが定着
スキル定着に役立つ「AI×メタバース体験」は、「fondi」が独自開発したものです。「おもてなし英会話」では、以下のようなコンテンツを用意しています。
- AIドリルトレーニング:動画に登場したフレーズに関する問題を出題し、AIキャラクターを相手に繰り返しフレーズを発話できる
- ミッションロールプレイ:接客シーンをメタバースで再現し、AIキャラクターとトレーニングができる
AIキャラクターとの会話練習は、「間違えても大丈夫」「恥ずかしくない」と、受講者の心理的負担を軽減します。学んだ内容がすぐに実践できる環境は、多くの受講者の英語力向上に寄与するのではないでしょうか。
新コンテンツの効果に注目!
訪日観光客が急増するなか、宿泊施設のスタッフには英語による接客対応が求められます。実践的なフレーズを気軽に学べる「fondi」の「おもてなし英会話」は、宿泊業界の救世主となるのでしょうか。今後の情報にも注目しましょう。