株式会社農情人(千葉県船橋市)が、子どもの日特別企画として実施した「みんなで育てる『農業ゲーム』アイデア畑」の選考結果を発表しました。最優秀賞に選ばれたアイデアは、PC向けミニゲームになります。

こどもの日特別企画「みんなで育てる『農業ゲーム』アイデア畑」
「みんなで育てる『農業ゲーム』アイデア畑」は、「こんな農業ゲームがあったらおもしろい」という子どもたちの発想を募集し、未来の農業コンテンツの共創を目指すコンテストです。コンテストを通して、身近でありながらもなかなか考える機会のない農業や食への興味関心を喚起するとともに、ユーザーとともに行うゲーム開発の可能性を探ります。
最優秀賞は「ステキな野菜を作ろう!」
多数の応募のなかから最優秀賞に選ばれたのは「hako」さんによる「ステキな野菜を作ろう!」です。hakoさんが考える農業ゲームでは、野菜を育てる過程で発生する水やりや雑草取りなどの世話を、育てている野菜の名前をタイピングすることで行います。
制限時間内に正確にタイピングできれば成功で、成功度合いによって野菜の品質や売値が変動します。作った野菜を高値で売って、多くのお金を稼ぐのも、ゲームのポイントの1つです。
アイデアはPC向けミニゲームに
hakoさん考案の「みんなで育てる『農業ゲーム』アイデア畑」は、野菜の世話を「タイピング」で行うという独創的な発想が、選考者の目に留まりました。また、タイピングの正確性が作物の価値に直結するというゲーム性の高さも、高く評価されました。
最優秀賞アイデアは、農情人のインターン生を中心に、PC向けミニゲーム「タイピング農園」として開発が進められます。また、hakoさんには副賞として、提携農家による「旬の農作物詰め合わせ」と、「Metagri研究所 会員証NFT」も贈呈されました。
ミニゲームの公開が楽しみ!
子どもの自由なアイデアが形になる「みんなで育てる『農業ゲーム』アイデア畑」から生まれる「タイピング農園」は、農業に興味を持ちながら、タイピングスキルアップも期待できそうです。ミニゲーム公開に関する今後の情報にも、注目しましょう。