バーチャル空間で音楽を聴こう！「VRCDシステム」リリース

メタバースで音楽活動を行うひぐちこーき氏が、「VRCDシステム」を開発しました。このシステムを使うと、バーチャル空間で「CDで音楽を聴く」という体験ができます。

ひぐちこーき氏開発の「VRCDシステム」

ひぐちこーき氏は、2022年よりリアルとバーチャルで音楽活動をするアーティストです。また、各種技術スタッフやゆるキャラVTuberのサポートなど、多岐にわたって活躍しています。

ひぐち氏が開発した「VRCDシステム」は、VR空間でCDをつかみ、プレイヤーに挿入し、音楽をかけることができるものです。近年はVR空間で生演奏やライブイベントを開催するVRアーティストやVTuberが増加しており、バーチャル音楽の盛り上がりが加速しています。

そこでひぐち氏は、「物理的なCDを通じて、アーティストとファンの新たな交流の場を創出する」という目的のもと、このシステムを開発しました。

「VRCDシステム」は、バーチャル空間上にあるプレイヤーにCDを入れることで、収録された音楽を流せます。「VRCD」は共通規格なので、ユーザーは異なるアーティストから購入した楽曲を、共通のプレイヤーで再生することが可能です。

VRアーティストは、自身が持つ音源やジャケット画像を元に、簡単に「VRCD」を作成・販売できます。詳細なマニュアルも付属しているので作成に苦戦することなく、より多くの人に「CD」として自身の楽曲を堪能してもらえます。

「同じ空間で、同じ音楽を楽しむ」という新たなVR音楽文化の提案に向け、ひぐち氏は多くのVRアーティスト、VTuberとコラボしました。「VRCDシステム」の初期対応楽曲は、300曲以上です。

また、「VRCDシステム」は以下のVRChatワールドに先行設置されており、誰でも気軽に「バーチャルでのCD体験」を楽しめます。

空間の魅力も感じながら、VRアーティストたちが手がける音楽をCDとして聴いてみてください。

「VRCDシステム」で聴ける音源は、今後も随時追加予定です。気になるアーティスト、応援しているアーティストのVRCDが発表されたら、システムを使って「ディスクで聴く」を体験しましょう。