oVice株式会社(石川県七尾市)が、小規模教育機関向けの新サービスをスタートしました。「ovice campus スターターパッケージ」は、定額制により、多くの教育機関のメタバース活用を促進します。

バーチャルオフィス「ovice」を提供するoVice
oViceは、バーチャルオフィス「ovice」の開発・提供をはじめ、オンラインイベントで使えるバーチャルオフィスなども手がける企業です。看板サービスである「ovice」は、2020年8月にスタートしたサービスで、仲間の「いま」の状況がわかり、業務が効率化するバーチャルオフィスとして人気を集めています。
テレワークが増えるなか、仲間がどのように働いているかがわかりにくいという課題がありました。「ovice」は解像度が高く仲間の状況が可視化され、スムーズな連携をサポートします。
幅広い業種・業界でのバーチャルオフィスとしての利用が広がる「ovice」は、2025年現在、約4,000社に導入されています。
教育機関向けサービス「ovice campus」の課題
2025年2月、「ovice」の人気を受けて、教育向けの新機能を搭載したサービス「ovice campus」も提供が開始されました。オンラインや仮想空間の特性を生かしたサービスは、多くの教育機関から注目が集まりました。
しかし、塾や個人レッスンなどの小規模な機関では、限られた予算とスタッフのなかで、オンライン授業環境を構築するのが難しいという課題がありました。
「ovice campus スターターパッケージ」の提供を開始
「ovice campus」の課題を受けて新たに提供を開始したのが、「ovice campus スターターパッケージ」です。このパッケージは、小規模な教育機関を対象に、最大30名までの生徒と講師分の利用料をパッケージにしたプランです。
通常よりも安価に提供されるサービスを活用すれば、対面に近い感覚で学べるオンライン環境を実現できます。
「ovice campus スターターパッケージ」の最小契約期間は1年間で、料金は月額3万円です。通常価格は学生1人あたり1,210円、教職員1人あたり1,815円なので、約20名以上が利用すれば、通常価格よりも安価になります。
利用できる機能は、「ovice campus」と同じです。また、有人サポートも受けられるので、オンライン教育に初挑戦する機関も、スムーズな導入が可能です。
よりよい学びの提供に貢献?
メタバースでの交流や学びが体験できる「ovice campus」の新パッケージは、従来よりも多くの教育機関のメタバース活用に貢献します。オンラインでもリアルを感じられる環境で、子どもたちがよりよい学びを得られることに期待しましょう。