特定非営利活動法人ここのば(大阪市)が、発達障害や不登校の子どもを支援するプログラムを実施中です。教育版マインクラフトを活用したプログラムは、学びとともに子どもたちの「居場所」を提供します。

月1回開催中の小集団支援プログラム「GLOBAL GAME」
「GLOBAL GAME」は、新大阪駅近郊で月1回開催しているプログラムです。多くの子どもたちがプレイする「マインクラフト」の教育版を利用し、ゲームの世界で他者との協力や自然な対話を育みます。
「GLOBAL GAME」は、最大5名程度の小集団で行っているのも特徴です。支援者が1人ひとりのフォロー、ケアをしやすい環境で、安心して作業やコミュニケーションを行えます。
”ゲーム”が、仲間と関わる第一歩に
1回90分の対面プログラム「GLOBAL GAME」は、”ゲーム”をきっかけに、仲間と力を合わせたり、円滑なやりとりをしたりする大切さを学ぶ第一歩となります。
発達に障害のある子どもや、学校に通うのが難しい子どもは、他者と安心して関わることや、コミュニケーションを取ることができないケースも少なくありません。「GLOBAL GAME」はマインクラフトの世界で、リアルよりも心理的なハードルを下げながら、他者との交流や共同活動に臨めます。
ゲームが得意、マイクラが得意という子どもは、”リーダー”として活躍することも可能です。ゲーム内での成功体験が自信につながれば、リアルでもその力を発揮したり、積極的にコミュニケーションを取ったりできるようになる可能性があります。
心が落ち着く「居場所」の提供
プログラムをサポートするのは、発達支援の専門スタッフです。個々の様子を見守りながら、感情のやり取りや思考の組み立てなどを丁寧に支援します。そのため、「GLOBAL GAME」は単にプログラムを楽しむ、活動を通して思考力をアップさせるというだけでなく、心が落ち着く「居場所」にもなります。
「人と話すのは苦手」「学校に行くと緊張してしまう」という子どもたちが、心穏やかな時間を過ごせるのも、「GLOBAL GAME」の魅力です。
大阪近郊の人は詳細をチェック!
発達障害や不登校の小中学生を対象とした「GLOBAL GAME」の詳細や申し込みは、こちらからできます。大阪近郊の方は、ぜひチェックしてみてください。