株式会社パソナ日本総務部(大阪市)が、防災関連のeラーニングコンテンツの提供を開始しました。3段階プログラムの「そなトレ」は、企業のよりよい防災教育をサポートします。

eラーニングサービス「そなトレ」
「そなトレ」は、災害発生時に求められる「判断力」や「行動力」を身につけることができる、eラーニング教材です。VRを活用したトレーニングで、災害を「自分ごと」としてとらえながら、正しい学びが得られます。
2025年6月30日より提供が開始されたのは、「防災知識コース(火災・地震・水害)」です。
新サービスの特長
昨今は気候変動による自然災害の増加、今後発生が予測される大規模地震に備え、個人はもちろん、企業も防災に注力することが求められます。しかし、従来の防災訓練は、その効果や意識の浸透にまだまだ課題も多く、リモートワークの普及により全従業員が平等に訓練を受けるのも難しい状況です。
「そなトレ」は、いつでも、どこからでも学べることをはじめ、以下のような特長があるeラーニング教材です。
- 部署や個人の学習状況や成績を可視化し、進捗(しんちょく)状況を一元管理できる
- 年額98,000円(100アカウントまで)と、リーズナブルな利用料
- 企業ごとにオリジナルの緊急時対応ルールやマニュアルを追加できる
- 実際のオフィス環境をVRに再現する、有料カスタマイズも用意
企業独自のルールを効果的に学んだり、日常業務を行う環境でのリアルなVR訓練をしたりするなかで、万一の場合に役立つ知識が備えられます。
3段階プログラムで、企業の防災教育をサポート
「そなトレ」は、基礎学習・VR体験・確認テストの3段階プログラムで、効果的な防災教育をサポートします。
ユーザーは、まずテキストや動画による基礎学習で、必要な知識を身につけます。その後、危機的状況を再現した360度のVR映像によって、リアルな災害を疑似体験します。最後に、理解度を確認するテストを行い、判断力や行動力が定着しているかを客観的に判断できる仕組みです。
確認テストは自動で集計され、従業員1人ひとり、そして組織全体の防災・減災意識向上に役立つでしょう。
多くの企業への導入に期待
VRも活用した3つのステップで、効果的な防災教育を実現する「そなトレ」は、全国の企業や団体に提供中です。導入事例や効果など、今後の情報にも注目しましょう。