株式会社カクシン(東京都港区)が、XR技術を活用したバスツアーを運行中です。インバウンド向けコンテンツ「The Magic Words ‘OSAKA-BEN’ Bus Tour」は、その名の通り”大阪弁”をテーマにしています。

XRバスツアー「The XR RIDE」とは
カクシンが提供するXRバスツアー「The XR RIDE」は、バス正面と天井にあるディスプレイと、左右の窓のディスプレイで囲まれた空間で、XR体験ができるサービスです。実際の風景にAR映像を融合させ、非日常的な視覚体験を提供します。
「The XR RIDE」の最大乗客数は9名で、ゆったりとショーを楽しめるのも魅力の1つです。
テーマは大阪弁?「The Magic Words ‘OSAKA-BEN’ Bus Tour」
遠隔操作によるAIキャラクターガイドと、実際に同乗するガイドが、乗客を巻き込みながらショーを進行していく「The XR RIDE」が、7月16日より大阪で1回目の公演を実施中です。「The Magic Words ‘OSAKA-BEN’ Bus Tour」は、大阪特有の方言をテーマにした、これまでにない体験を提供します。
バスは梅田周辺を出発し、中之島エリアや大阪城エリアを約40分かけて巡ります。乗客は、AIガイド「TEMPURA」と、人間ガイド「AMI」とともに、5つの”魔法の言葉”の大阪弁を楽しみながら学べます。
新たな観光体験で、地域の魅力を発信!
訪日外国人が急増する一方で、地方自治体の多くは「観光コンテンツの開発」や、多言語対応可能な「ローカルガイドの人材不足」を課題としてきました。全編英語と中国語で構成される「The Magic Words ‘OSAKA-BEN’ Bus Tour」は、日本を訪れる外国人に、これまでにない観光体験を提供します。
XR技術と遠隔ガイドシステムを組み合わせたコンテンツは、地域固有の魅力を最大限に発揮できる観光資源となることが期待されます。実証実験の意味も含めて提供中の「The Magic Words ‘OSAKA-BEN’ Bus Tour」を体験者した外国人観光客は、どのようなリアクションを示すのでしょうか。
新コンテンツの効果に期待
「The Magic Words ‘OSAKA-BEN’ Bus Tour」は、2025年7月16日から10月29日まで、週3回のペースで運行予定です。詳細は公式サイトをご参照ください。
新コンテンツによる観光への影響などにも、注目しましょう。