福岡県北九州市には、県内唯一の天守閣を持つ小倉城があります。天守閣の再建65周年を記念し、株式会社ABAL(東京都港区)が開発・制作したXR脱出ゲームを開催中です。

福岡県唯一の天守閣を持つ小倉城
小倉城は、1602年に築かれた歴史的な名城です。県内唯一の天守閣を持つ城ですが、1837年に一度消失してしまいます。
その後、1959年に再建され、2024年に天守閣再建65周年を迎えました。天守閣の規模は全国有数で、下階よりも上階が張り出す「唐造り」は、独特の構造として知られています。
7月25日より「XR脱出ゲーム~1837 小倉城 炎の天守閣から脱出せよ」を開催中
小倉城では、2025年7月25日より「XR脱出ゲーム~1837 小倉城 炎の天守閣から脱出せよ」を開催中です。6つの謎を解決しながら、炎に包まれた小倉城からの脱出を目指すXRゲームは、小倉城の歴史を感じながら、脱出ゲームの臨場感も味わえます。
なお、XR脱出ゲームは日本人観光客はもちろん、海外観光客も楽しめるよう、英語字幕も用意しています。
特許技術で高い没入体験を提供
「XR脱出ゲーム~1837 小倉城 炎の天守閣から脱出せよ」には、ABAL独自のXRエンターテインメントプラットフォーム「Scape」を採用しました。特許取得のこの技術は、複数の体験アプリケーション、運営システム、ユーザー管理機能が連動したインフラ設計が特徴です。大規模な運営を少人数のスタッフでも可能とし、ロケーションベースXRの可能性を広げる技術として注目を集めています。
「XR脱出ゲーム~1837 小倉城 炎の天守閣から脱出せよ」でも、限られた現実の空間を拡張したバーチャル空間を構築するもので、幕末の小倉城にいるかのような高い没入体験を提供します。
また、空間内では記念撮影もでき、撮影した画像はSNSでの発信も許可されています。小倉城を訪れた際には、ぜひ思い出に残る体験と記録を残し、SNSで多くの人に見てもらうとよいでしょう。
この夏、小倉城へ行ってみよう!
天守閣再建65周年を記念した「XR脱出ゲーム~1837 小倉城 炎の天守閣から脱出せよ」は、小倉城で体験できます。夏休みの思い出作りに、ぜひ足を運んでみてください。