合同会社サンダーボルト インタラクティブ(愛知県尾張旭市)は、自社が開発する安全教育VR「Dri-VR」の、フォークリフト編第2弾をリリースしました。「フォークリフト荷役作業編」では、複数の事故体験を通し、現場で役立つ知識が身につけられます。

安全教育VR「Dri-VR(ドライバー)」
安全教育VR「Dri-VR」は、実車による演出を中心とした、体験学習型安全教育ツールです。一般道を使用し、ハリウッド映画にも出演しているチームを起用した撮影により、リアルな事故体験を提供します。
2017年にリリースされた「Dri-VR」は、この数年で中小企業や大手上場企業、警察や行政団体など、多岐にわたって導入されており、2025年7月には、第13弾となるコンテンツ「地震体験学習~職場(工場編)」もリリースしました。
フォークリフト編第2弾をリリース
サンダーボルトは、2025年7月30日にフォークリフト事故学習VR第2弾「フォークリフト荷役作業編」をリリースしたことを発表しました。「フォークリフト編」第1弾は2022年にリリースされており、物流系企業をはじめ、フォークリフトを使用する製造系企業にも多く導入されました。
VRでの体験学習を通して「事故が減った」という声も多く、今回、さらなるリクエストとして上がった「荷役作業」の開発に至りました。
6つの事故体験で短時間でも効果的な学習を実現!
「フォークリフト荷役作業編」では、荷役作業で起こりやすい以下の6つの事故を疑似体験できます。
- フォークリフト後退時の危険(その1)
- フォークリフト後退時の危険(その2)
- 鉄パレットのカップあわせ時の危険性
- フォーク挿入前の一旦停止
- 奥の荷物との干渉確認
- トラックから荷物を下す時の危険
1シーンあたり3~5分程度で、事故の追体験と原因の解説、安全な操作・確認方法を効果的に学習できるので、スキマ時間を活用した学びにも重宝するでしょう。
現場での活用に期待
人気の安全教育VR「Dri-VR」シリーズ最新作は、物流系企業や製造系企業を中心に、多くの企業への導入が予想されます。VR学習による効果が、現場で生かされることにも、期待したいですね。