株式会社中日新聞社が、自社の連載企画で紹介した日本庭園の3Dモデルを公開しました。3Dモデルは、ソーシャル3Dプラットフォーム「Arrival.Space」で見られます。

連載企画「庭~THE GARDEN」
今回3Dモデル化した日本庭園は、中日新聞の連載企画「庭~THE GARDEN」で紹介されたものです。「庭~THE GARDEN」は、中部地方の美しい日本庭園を紹介する月1回の連載企画で、2024年秋に三重県津市の北畠氏館跡庭園からスタートし、現在まで8つの庭園を紹介しています。
「Arrival.Space」で3Dモデルを公開
2025年7月、中日新聞社は「庭~THE GARDEN」で紹介した静岡県浜松市の「龍潭寺庭園」と、愛知県一宮市の「旧林氏庭園」の3Dモデルを公開したことを発表しました。プラットフォームはブラウザから気軽にアクセスできる「Arrival.Space」です。
中日新聞社は、これまでも3Dスキャンに積極的に取り組んでおり、中部地方の戦争遺跡を3Dスキャンした「語り続ける戦争遺跡」も注目を集めています。VRChat内に公開されている同ワールドのほか、2022年から2024年にかけての中日新聞Web特集ページ、WebベースのVRプラットフォーム(現在はサービス終了)など、3Dスキャンの事例は多くあります。
なお、「庭~THE GARDEN」も含め、3Dスキャンは記者が担当しているのも、中日新聞社ならではの特徴だといえるでしょう。
仮想体験が、現実での行動に影響
公開された3Dスキャンには、以下のリンクからアクセスできます。
美しい日本庭園のリアルな情景を堪能できる空間では、自由に移動をしたり、ほかの訪問者とのコミュニケーションを楽しんだりすることもできます。中日新聞社は3Dデータを活用したバーチャルツアーを通じ、リアルな庭園への訪問者増加も見込んでいます。
「庭~THE GARDEN」で紹介された日本庭園のバーチャルツアーは、今後も随時追加予定です。魅力あふれる空間を体験しながら、癒しのひとときを過ごしてはいかがでしょうか。
美しい日本庭園を見てみよう
「Arrival.Space」に公開された日本庭園バーチャルツアーは、まだまだ知らない日本の歴史や伝統、魅力の気づきにもつながります。連載企画「庭~THE GARDEN」も、ぜひチェックしてください。