9月は「世界小児がん啓発月間」です。株式会社happipon(高松市)は、小児がんをはじめとする小児慢性特定疾病の子どもたちが手がけたアート作品を、メタバースで展示する「WonderMeta×PABLOS美術館」を開催しています。9月20日までのバーチャル展示に加え、9月28日にはリアル展示も行われます。

9月20日まで!メタバース美術展「WonderMeta×PABLOS美術館」
「WonderMeta×PABLOS美術館」は、小児がんをはじめとした病気の子どもたちによるアート作品の発表・展示を通し、「ワクワク」と交流の機会を届けるプロジェクトです。2025年3月に始動し、4月から作品を募集しました。
作品テーマは、世界にたった1つの「空想のいきもの」です。絵画や工作、デジタルアートなど、制作形式を問わず広く募集し、2025年9月1日から、作品に込めた思いや制作背景とともに展示を行っています。
リアクションやミニゲームで”体感”できる空間に
「WonderMeta×PABLOS美術館」では、空間内を自由に移動しながら、子どもたちのアート作品を楽しめます。また、気に入った作品に投票したり、リアクションやコメントを残したりもできます。
さらに、同時間帯にログインしているアバター同士の交流や、アトラクションエリア、動物園・水族館エリアでは、アバターを使ってミニゲームを楽しむなど、参加型のイベントとしての要素も満載です。
なお、「WonderMeta×PABLOS美術館」へのアクセスには、専用アプリのインストールとIDの発行が必要です。対応端末はパソコン、またはiPad・iPhoneで、Android端末からは、利用できませんのでご注意ください。
9月28日にはリアル展示と表彰式も!
2025年9月28日には、高松市丸亀町壱番街前ドーム広場でリアル展示会も行われます。⼩児がん啓発イベント「ゴールドリボンフェス2025」と共同開催される展示会は、申し込みや入場料は不要です。
当日は、リアル展示された作品を楽しむだけでなく、会場に用意されたパソコンで、メタバース展示を体験することもできます。また、メタバース展示で多くの投票が集まった作品の表彰式も行われますので、お近くの方は足を運んでみるのもよいでしょう。
メタバースで子どもたちの作品に触れよう
9月20日まで開催中の「WonderMeta×PABLOS美術館」では、病気と闘う子どもたちのアイデアを形にした作品に触れ、アートの新たな楽しみ方を体験できます。投票やコメント、リアクションなども積極的に行い、子どもたちを応援してください。