株式会社Meta Heroes(大阪市)が、9月1日の「防災の日」の新たなメタバースを発表しました。防災メタバースβ版は、さまざまな施設への展開を予定しています。

新・防災メタバースの特徴
新たな防災メタバースは、「地震発生後に津波が到達する」というシナリオのなかで、実際の避難行動を疑似体験できるものです。地震に伴う津波発生時には、いかに早く、正しい行動を取るかが命にかかわります。メタバースでは、リアルな訓練では体験できない緊張感のなかで、判断力を養うことができます。
開発にはUEFNを採用
防災メタバースの開発には、Epic Gamesが提供する「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」を採用しました。UEFNは高精細なグラフィックとインタラクションな設計が特長で、よりよいメタバース空間を簡単に制作できます。
新たな防災メタバースでも、UEFNの技術を生かし、津波襲来までの避難行動や、避難所へのルート選択、避難中に直面する障害などをリアルに再現しました。
「Hero Egg」などで体験できる!
防災メタバースβ版は、メタバースをはじめとしたDXを学べる教育施設・Hero Egg(大阪市)をはじめ、さまざまな施設で体験できるよう展開していきます。また、世界中のユーザーが体験できるような場での公開も視野に入れており、私たちが実際にコンテンツに触れられる日も近いといえます。
そして、実際にプレイしたユーザーからのフィードバックに基づき、体験設計や機能の改善を実施する予定です。Meta Heroesは、ユーザーの声を反映しながら継続的なアップデートを重ね、より役立つ学びを提供するコンテンツを目指します。
今後の情報にも注目しよう
Meta Heroesの新防災メタバースは、リアルな街並みと地震や津波の状況のなかで、緊急時の正しい判断と行動が学べるコンテンツです。体験可能な施設やアップデートなど、今後の情報にもぜひ注目してください。