個人が作った魅力的なマップだけでなく、企業の公式マップが多く存在するのもフォートナイトの特徴です。今回も、国内企業のビジネス活用事例を紹介します。

ビジネス活用事例①凸版印刷
凸版印刷株式会社(東京都台東区)は、株式会社モンドリアン(東京都中央区)と共同で、企業や自治体のフォートナイト活用を支援しています。その第一弾として公開されたのが、2023年制作の「eSports MO-DE inヨルモウデTM」です。愛知県豊川市の豊川稲荷で開催されるリアルイベント「日本三大稲荷・豊川稲荷 YORU MO-DE(ヨルモウデ)」を再現した期間限定マップでは、観光やカラーブロックゲームなどを楽しめることから、多くのプレイヤーが来場しました。
②サードウェーブ
株式会社サードウェーブ(東京都千代田区)は、2025年3月にオリジナルマップ「Repair Hero」を公開しました。PCパーツをモチーフにしたマップは5つの島で構成されています。バトルや降下、迷路など、多様なアトラクションを用意した空間は、入社志望者のプレイを想定しており、入社志望者に伝えたい企業の思いや背景が出題されるクイズがあるのも特徴的です。
③ポケットカード
ポケットカード株式会社(東京都港区)は、2024年に「Pocket Town Tycoon By ポケットカード」を公開しました。マップ内では、クレジットカードを使ったキャッシュレス体験と、都市開拓ができます。ポケットカードは、自社のクレジットカード「P-oneカード」の「自動で請求時1%OFF」になるというサービスをリアルに体験し、クレジットカードの利便性を効果的に伝えることで、ブランドの理解促進を狙っています。
④ホンダ
本田技研工業株式会社(東京都港区)は、2023年にオリジナルマップ「Honda City」を公開しました。舞台は架空の未来都市「Honda City」で、プレイヤーは謎解きやアスレチックなどに挑戦できます。また、マップ内には実在するホンダの車両やバイクが展示されているので、ホンダファンにはたまらないでしょう。さらに、当時開発途中だった「eVTOL」も、ゲーム攻略の重要なカギとして登場します。
新たなメタバースの登場にも期待!
国内外を問わず、メタバースをビジネスに活用した多くの事例が存在します。そして、今後もフォートナイトには、企業発の魅力溢れる空間が多く登場するでしょう。新時代の体験型広告として、メタバースがより発展することに期待したいですね。