VR機器を用いた、豪雨災害の避難体験イベントが神奈川県藤沢市で開催されます。イベントの会場は、辻堂にあるロボテラスです。

体験会の目的
体験会は、NTT東日本株式会社(東京都新宿区)を中心に行われている、湘南地域における未来社会の実現を目指した「Shonan Future Verse プロジェクト」の一環として実施されます。このプロジェクトでは、先端技術を活用した防災や教育、地域活性化の実証に注力しています。
体験会の目的は、仮想空間で豪雨災害時の避難行動を理解し、藤沢市民の防災意識向上と、情報リテラシーの強化を図ることです。
体験会概要
体験会の概要は、以下の通りです。
- 開催日:2025年10月10日(13~17時)、10月11日(10~17時)
- 会場:ロボテラス(藤沢市辻堂神台)
- 対象:12歳以上で、藤沢市や近隣に住んでいる人
- 定員:約20名
VR機器を使用し、災害時の情報の見極め方や、正しい避難行動を取ることの重要性を体験者に伝えます。
ゲーム感覚で豪雨での避難を体験!
藤沢市は小さな河川も多く、地盤が軟弱といわれています。豪雨の際には河川の氾濫や浸水などの水害、土砂崩れなどのリスクが懸念されるため、住民が安全な避難方法を知っておくことは重要です。
仮想空間では、藤沢市に豪雨が襲来したという想定で、自宅から避難所までを非難するシミュレーションを行います。VR機器とパソコンを使い、3D空間のなかを避難するだけでなく、避難中に受け取った防災情報やSNSのフェイクニュースを見極める必要もあります。
最短かつ安全な避難ルートを選ぶ体験で、ゲーム感覚で災害時の正しい行動を学べるので、大人はもちろん、対象となる10代の子どもも直感的に理解できるでしょう。
近隣の方は申し込みを
災害時に役立つ知識を、リアルに近い体験を通して学べるイベントは、事前の参加申し込みが必要です。藤沢市近隣の方はこちらのフォームで必要事項と希望の時間帯を記入し、申し込みをしてください。