株式会社GARDE(東京都港区)と、専門学校 東京モード学園が、産学連携による新プロジェクトをスタートしました。「デジタルファッションアワード」最終審査に向け、10月には無料のセミナーも行います。

産学連携プロジェクト始動の背景
今回の産学連携プロジェクトは、メタバース時代における新たなファッションの可能性を示すものです。東京モード学園は、3Dツールを活用した教育課程を整備し、学生のデジタルファッションにおける実践力育成に注力しています。一方、GARDEは世界11拠点での空間デザインを行っており、メタバース美術館などのリアルとデジタルを融合させるノウハウも豊富です。
学生のスキル育成とGARDEの技術力の融合で、教育にとどまらない実務レベルのアワードを実現するため、今回のプロジェクトが発足しました。
「デジタルファッションアワード」を開催
「デジタルファッションアワード」は、GARDEと東京モード学園が主催する、次世代のクリエイターである学生たち向けのイベントです。テーマは「Casual Party on Metaverse(メタバース上で行われるカジュアルパーティに着て行く、アバターファッション)」で、学生からデザインを募集しました。
集まった約80点の作品は、現在最終審査中です。上位作品は2026年にフォートナイト内の、ゲームとショーを融合させたバーチャルランウェイで発表されます。
10月21日にはセミナーも
2025年10月21日には、東京モード学園Aホール(東京都新宿区)で、アパレル企業、デジタル・メタバース開発関連企業向けのセミナーも開催します。メタバース業界で活躍するゲストを迎え、「ファッションのデジタル開発の今・未来」をテーマに、パネルディスカッションが行われます。
また、「デジタルファッションアワード」の作品紹介や交流会、セミナー参加者の投票によるアワードの中間審査も実施予定です。
結果発表が楽しみ!
GARDEと東京モード学園による取り組みで生まれたアワードは、近々最終結果が決定します。2026年に開催される、フォートナイトでの発表も楽しみに待ちましょう。