山口産業株式会社(佐賀県多久市)が、自社のメタバースの本格的な運用を開始しました。バーチャルショールーム「Yamaguchi Sangyo Metaverse City」の活用には、さまざまな効果が期待されます。

「Yamaguchi Sangyo Metaverse City」とは
「Yamaguchi Sangyo Metaverse City」は、高精度なBIMデータを活用したバーチャルショールームです。山口産業は、点と倉庫やスポーツ施設、膜構造牛舎など、大型膜構造建築物を製造しており、全国10拠点を展開しています。
しかし、物理的な距離や、写真や総合カタログだけでは製品の細かな仕様や技術的な制度が伝わりにくいということが、営業活動における課題となっていました。総合カタログや参考図面に加え、利用イメージをよりわかりやすく伝えるメタバースを活用すれば、顧客は納得して契約を締結できます。
メタバースの特長
「Yamaguchi Sangyo Metaverse City」の特長は、大きく3つあります。
- 視覚へのアプローチ:これまでに制作されたBIMデータやスケッチアップデータで、細部の情報を可視化する
- オンラインでも没入感高い商談を実現:3Dモデルでイメージのすり合わせを行い、遠方の顧客ともスムーズな商談が可能
- 24時間365日稼働可能なショールーム:常に開いているメタバースは、顧客が好きなタイミングで閲覧できる
従来の営業活動にあった課題を解決し、競争力を強化します。
どのような効果をもたらす?
「Yamaguchi Sangyo Metaverse City」の利用で期待できる効果は、以下の通りです。
- 写真や資料だけでは伝わらない細部の情報を3Dモデルでアピールし、新規顧客獲得率を上げる
- 製品関連資料が集約されており、必要な情報を探す手間が省けるので、商談時間の短縮や担当者の負担軽減につながる
- 他社の活用がない部分でのDX推進で、他社との差別化や優位性の強化を図る
山口産業は、今後も改良を重ね、再現度アップや商談しやすいメタバース環境の構築に努めていきます。
今後の活用に期待!
「Yamaguchi Sangyo Metaverse City」は、山口産業の今後の営業活動にどのようなよい影響をもたらすのでしょうか。今後の情報にも、ぜひ注目してください。
