合同会社MNキャリア(奈良県香芝市)は、メタバースを活用した面談サービス「心の保健室」の提供をスタートしました。今回は、「心の保健室」の3つの特長を紹介します。

メタバースを活用した「心の保健室」
「心の保健室」は、2025年10月6日に提供を開始したサービスです。利用者はアバター姿でメタバースにアクセスし、働くなかで抱える悩みや不安を相談できます。
対面で、上司に仕事の相談をする従来のスタイルは、「ハードルが高い」と感じる人も少なくありません。また、相談窓口を設置している場合も、オペレーションが不十分で利用しづらい場合があります。
そこでMNキャリアは、「気兼ねなく相談できる『保健室』のような場所」を目指し、サービスをスタートしました。
特長①アバターを使ったコミュニケーション
「心の保健室」では、アバターを使って相談員とコミュニケーションを取ります。双方アバター姿なので初対面の緊張がなく、「いい顔をしなくては」というプレッシャーも感じにくくなります。ソファや開放的な大きな窓、そこから見える美しい景色と、まるでおしゃれなカフェにいるような感覚で自然体で話せるのは、メタバースならではの特長だといえます。
②経験豊富な相談員
相談者の悩みを聞くのは、産業カウンセラーやキャリアコンサルタント、社会保険労務士、ナラティブ・コーチなどです。経験豊富な相談員から、個々のタイプや相談内容に合った人材を提供します。
相談者の話に真剣に耳を傾け、必要に応じてアドバイスや情報提供をしてくれるので、問題解決に向けた前向きなアプローチが可能です。
③簡単操作と低価格
「心の保健室」は、シンプルなルームと自動設定のアバターを使用しており、入室までの操作が簡単です。複雑な設定は不要で、オンライン会議と同じようなステップでアクセスできます。機械操作に慣れていなくても気軽に利用できます。
また、対話をメインとしたメタバースはルーム設計のための初期費用を抑え、低価格を実現しています。具体的な利用額は公開されていませんので、詳細はMNキャリアの公式サイトにお問い合わせください。
メタバースが、多くの人のより所に
メタバースで相談できる「心の保健室」は、待遇や仕事の量、人間関係など、職場でのさまざまな悩みを抱える方のより所になるのではないでしょうか。今後の活用にも、注目しましょう。
