クラスター株式会社(東京都品川区)と株式会社J&J事業創造(東京都千代田区)、株式会社JTB(東京都品川区)が、自治体の課題解決に役立つ新サービスの提供を開始しました。「ジチタイメタバース」は、行政サービスの効率化や、DX推進などに貢献します。

サービス開始の背景
昨今は関係人口を含めた人口減少、ひきこもりや不登校児童・生徒への支援など、さまざまな社会課題を抱えた自治体は少なくありません。このようななか、多くの地方自治体では、住民サービスの提供やコミュニティの維持・発展などの事業を通して、新たな解決方法を模索しています。
クラスターとJ&J、JTBは、バーチャル空間の可能性に注目し、地域課題の解決手段創出のためのサポートサービスを提供することにしました。
サービスの3つの特徴
サービスの特徴は、以下の3つです。
- 具体的で効果的なDX推進:バーチャル空間上にAIアバターを配置し、住民からの問い合わせや手続き案内などの業務に対応。住民の満足度を高めながら、職員の業務負担を軽減する
- 手軽なバーチャルイベント実施:トライアルプランで手軽にバーチャルイベントの実施が可能。地域住民の交流促進や不登校支援の相談や、地域イベントのバーチャル開催などを実験的に行い、DX推進の第一歩をサポート
- トータルソリューション:単なるメタバースの提供に留まらず、リアルとバーチャルをミックスした課題解決を提案
メタバースで地域の課題を解決!
J&Jがバーチャル施策、JTBがリアル施策をそれぞれ主導し、クラスターがバーチャルプラットフォームを提供する「ジチタイメタバース」は、3社の強みや専門性を生かし、自治体の支援を行います。
目的や課題に応じたバーチャル空間や、メタバース内でのサービスも提案してもらいながら、その地域に本当に必要なDXを推進できるサービスは、地域住民のよりよい生活にも寄与するのではないでしょうか。
さまざまな自治体の活用に期待
3社共同による新たなメタバースサービスは、全国各地の自治体での活用が期待されます。メタバースニュースでは、今後の事例も追ってご紹介します。お楽しみに。
