さまざまな場面で活用されているVRを活用したバーチャルイベントが、多くの会社主催で開催されています。今回は、ユニークなバーチャルイベントにはどんなものがあるのか見ていきましょう。
株式会社集英社
株式会社集英社は、VRを活用したイベント、ジャンプフェスタオンラインを2020年12月に開催。コロナ禍以前は幕張メッセで開催されていましたが、オンラインでの開催となりました。
イベントでは自分のキャラクターを設定し、自由にブースを回ったり、ミニゲームを楽しんだりすることができました。2021年は12月18、19日に開催予定のジャンプフェスタ。リアル会場はもちろん、大好評だったオンラインも同時に開催するそうです。
ピクシブ株式会社
ピクシブ株式会社では、2021年1月に同人誌即売会をオンラインにて実施。好きな3Dアバターで会場内を自由に歩き回り、バーチャル空間での同人誌の立ち読みや購入を可能としました。
出展者や参加者は同じ空間にいなくても、アバターやボイスチャットを使ってコミュニケーションをとることができ、コロナ対策はもちろん、遠方でイベントに参加できない方、同人誌を対面で購入するのに抵抗がある方からも人気を集めました。同イベントは2022年2月にも開催予定です。
株式会社ビームス
さまざまな企業が出展したバーチャルマーケットで、アパレルメーカー「BEAMS」はさまざまな商品を展示販売。鑑賞や購入だけでなく、VR空間で自由に試着もできる展示即売会では、ももいろクローバーZとのコラボ商品も販売。
さらに、バーチャル空間にてメンバーのアバターが接客してくれるイベントも開催され、盛り上がりを見せました。
株式会社イグニス
ボーカロイド最大の人気を誇るといっても過言ではない初音ミクのライブを、VRで楽しめるコンサートが2020年、2021年に開催。2020年は1万人以上が動員されました。
このライブのコンセプトは初音ミクが地球を飛び出し、宇宙でのライブを開催するというもの。オンライン、そしてボーカロイドならではの演出を美しいVR映像で楽しむことができる魅力的なイベントでした。
さまざまな体験をVRで
各企業は参加者が自宅にいながら楽しめるイベントの工夫のために、オンラインはもちろん、VRの導入・活用にも注力しています。非日常的な世界、遠方でなかなかいけない場所へ行ったような体験はもちろん、ショッピングなども楽しめるバーチャルイベントは、今後も増加していくことが予想されます。
ぜひVRゴーグルで、おうちでゆったりと非現実的な世界を満喫してくださいね。