2020年初頭から、未だ各所に続く新型コロナウイルス感染症の影響。実はVRの普及にも、コロナ禍の影響が少なからずあるといわれています。
今回は、株式会社リプロネクストが実施したVRに関するアンケートの結果をもとに、コロナ前後で変わったVRのイメージなどをご紹介します。
コロナ禍で「VR」を耳にする機会が急増
今回実施された調査によると、コロナ禍で「VR」という言葉を耳にする機会が増えたと感じた人は全体の約8割。VRの周知に最も貢献したのはテレビで、コマーシャル、情報番組内での特集などが多くの人の目に留まったようです。また、インターネットでもVRに関する情報を発信するメディアは多く存在します。
「おうち時間」を楽しく過ごすためのコンテンツとして、VRを活用した仮想世界のなかでの旅行やお花見などユニークなサービスを提供する企業が急増。VRの認知と同時に、用途もこれまで以上に広がっていると考えられます。
VRのイメージが変わった人は全体の4割に
VRという言葉の広がりを感じる人は多かったものの、コロナ禍前後でVRのイメージが変わったと感じた人は、全体の4割程度でした。イメージが変わったと回答した人は理由として、「ゲームなどにしか使われないと思っていたが観光などにも活用できる」「身の回りのサービスに活用されてきている」「身近で便利なものというイメージに変わった」などを挙げています。
VRゴーグルをかけるだけで仮想世界でゲームやショッピング、散策、訓練などさまざまな体験ができるVRは、今後も進化を遂げ、一層深く私たちの生活に関わってくるのではないでしょうか。
今後のVRに期待されることは?
良い意味で新型コロナウイルスの影響を受けたともいえるVRですが、今後、期待されることは大きく2つです。1つは「実際にしていたことを、リアルな疑似体験に変える」こと。帰省やライブ参戦、スポーツ観戦など、以前は当たり前のようにしていたのに現在はなかなかできないことを、VRでリアルに体験できるようになることが期待されています。
もう1つは、「実際になかなか体験できないことを、VRで疑似体験する」というものです。宇宙旅行や海底探索、災害のシミュレーションなどは、危険性や実現可能性を考えると、体験したいと思ってもなかなかできるものではありません。こうした経験をVRを通してよりリアルにすることで、心豊かになる経験ができたり、実際に災害が起こってしまった場合に活かしたりすることも可能です。
日常にはない体験を、メタツアーズで
VRはコロナのプラスの影響を受け、認知度はもちろん、今後の活用の期待なども高まっています。メタツアーズでも、世界のさまざまな絶景を好きな場所でお楽しみいただけるコンテンツ、教育現場で活かせるVRの講座などを提供中です。
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