ゲームや動画を楽しむことはもちろん、教育にも活用されるVRですが、子どもが日常的にVRを利用することに問題はないのでしょうか。
今回は、VRの年齢制限や子どもへの影響などを解説します。
VRの使用に年齢制限はある?
小学校や中学校でもVRを活用した学習が取り入れられつつありますが、市販のVRゴーグルの使用には年齢制限があるものが多いです。VRゴーグルはさまざまなメーカーから販売されていますが、多くのVRゴーグルは日常的に高頻度で使用が想定されるためか「12歳以下の使用ができない」とされています。
そのためか、実際のVRの体験施設の利用ができるのは7歳、つまり小学校に上がってからが多いです。また、7~12歳の子どもは保護者の同意がないと利用ができないなどもあります。
子ども向けコンテンツも多いVRですが、テレビゲーム同様に使う際には注意が必要です。
大人も子どもも!VRの使用時の注意点
VRゴーグルを使用してコンテンツを楽しむ際には、以下の点に注意しましょう。子どもはもちろんですが、事故や体調不良を防ぐため、大人の方も意識をしてください。
- 広い空間で使用する:手足を動かしたりすることもあるため、周りにものがあると危険です。
- 適度に休憩する:長時間使用すると頭痛や肩こり、吐き気などを催すこともあります。
- 太陽を直視しない:レンズの形態によっては失明するおそれがあります。
VRゴーグルをかけると周りが見えなくなるため、狭い空間や散らかっているところで使うと怪我をする可能性があります。また、使用中は適度に休憩をはさまないと疲れてしまう、画面に酔ってしまうこともあるので注意しましょう。
VRゴーグルに使用されているレンズには、虫メガネのような構造になっているものもあります。そもそも太陽を直視する行為は目に悪いですが、ゴーグル越しに太陽を見ることも絶対に避けてください。
使い方をよく確認し、正しくVRを活用しよう
VRゴーグルを小学生が日常的に使用する場合は、目への負担を考慮しこまめに休憩を挟むなど連続して使用しないようにしましょう。VRコンテンツを通して経験できることが非常に多いのも事実です。メタツアーズでも、小中学生向けの魅力的なコンテンツ・講座を用意し、学習のサポート、子どもたちの心の成長のお手伝いをしています。
VRを正しく使用し、ぜひ学習に活用していきましょう。