VRがさまざまな分野に広まっていくなか、VRを専門的に学べる学校やアプリ、書籍なども増えてきています。VR関連の本は多く発売されていますが、基本を学びたい、VRの今後について知りたいという方におすすめの書籍にはどういったものがあるのでしょうか。

今回は、VR初心者の方におすすめの書籍をご紹介します。

おすすめVR書籍①VRコンテンツ最前線

2016年8月に刊行されたVRコンテンツ最前線は、VRに関する費用感や制作期間、運営ノウハウなどがたっぷり詰め込まれた1冊です。初めてVRコンテンツを制作する際には、予算や制作期間、スタッフ構成といったさまざまな情報を知っておく必要があります。

こちらの書籍ではVRそのものに関する詳しい知識だけでなく、こうした「運営」に必要なさまざまな情報を収集することが可能です。どちらかといえば技術者の方向けというより、プロデューサーやディレクター、プランナーといった幅広い立ち位置の方のための書籍だといえるでしょう。

おすすめVR書籍②バーチャルリアリティ学

バーチャルリアリティ学は、2010年12月刊行。やや古めの1冊です。日本バーチャルリアリティ学会が総力をあげ編纂した、まさにバーチャルリアリティ学の「教科書」ともいえる書籍だといえます。

バーチャルリアリティ学を読むことで、VRへの興味・関心が深まることはもちろん、VRに対する基礎を学び、考え方を理解することにもつながります。内容はVRの考え方やシステムの原理からはじまり、後半では実世界と関連するVRの展開や社会との関連、未来について学ぶことが可能です。

日本バーチャルリアリティ学会ではこちらの書籍の内容に基づいた講習や試験も実施しており、書籍から学んだことを活かせるのも魅力だといえます。VRについて本格的に学びたい、という人に非常におすすめであり、体系的に学べる希少な1冊です。

おすすめVR書籍③VRビジネスの衝撃―「仮想世界」が巨大マネーを生む

VRビジネスの衝撃は、2016年5月に刊行された書籍で、VRがビジネスに与えた衝撃などをまとめ、解説した1冊です。当時「VR元年」と呼ばれた2016年の書籍で、VRがどういったビジネスに影響するかが書かれており、あれから5年以上が経過した2022年に、答え合わせも兼ねて読みたい本だといえるでしょう。

VRビジネスがいかに大きな市場となるか、VRの動向を追うジャーナリストが、アメリカでの事例などを交え、VR初心者にもわかりやすく解説。VRの入門編として役立つことはもちろん、2016年時点の見解を知り、現状どれくらいその予測が当てはまっているかなど、さまざまな視点で楽しむことができる書籍だといえます。

おすすめVR書籍④VRが変えるこれからの仕事図鑑

2019年8月刊行、VRが変える これからの仕事図鑑では、VRや５Gによって変化する業界や仕事、働き方、そして新たに生まれる仕事について解説しています。最新事例を用いた詳しく、わかりやすい考察で、VRの2019年当時の様子や将来への展望が見えてくるでしょう。

この1冊を理解することで、今後のVRについての認識も大きく変わってくるともいわれる、興味深い1冊です。

VRを楽しむならメタツアーズで

VRに関する書籍はこのほかにも数多く存在し、今後VRがより発展することで、さらにさまざまな書籍も誕生するでしょう。書籍から知識や情報を得ることも大切ですが、やはり実際にVRゴーグルを装着し、まだ見ぬ世界に飛び込んでいくことも、VRを知る第一歩です。

メタツアーズでは、VR初心者の方向けのユニークなコンテンツを多数ご用意しています。また、オリジナルのVRゴーグルの販売なども行っており、自分だけのVRゴーグルを手に入れることも可能です。メタツアーズホームページから、ぜひチェックしてみてください。

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