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教育におけるVR活性化のためにアメリカ政府が行っている取り組みは…

VRを教育現場に広く導入するための動きは世界中で行われています。世界からやや遅れを取る日本ですが、先端を走るアメリカでは政府をあげての取り組みも見られます。

今回は、VR活性化のためのアメリカ政府の取り組み、その他の国や日本での取り組みなどを見ていきましょう。

VR活性化のためのアメリカの取り組み

アメリカ政府は教育現場でのVR活用のために、「VRエデュケーションプロジェクト」助成金交付を決定。対象となるプロジェクトは、

  • 教育を目的としたテクノロジー商品の研究開発
  • 未就学児から高校生までの生徒や教職員を対象とした健康と医学の問題に対処する生物学を軸にしたSTEMゲーム開発
  • STEM教育の研究開発
  • ゲームを融合させた革新的な教育案
  • スクリーンを利用した革新的なメディア・アートの生産開発・流通
  • 貧困・人種・英語能力・障害・家庭環境などの理由で教育を十分に受けられない生徒への施策についての調査

などです。

取り組みによりどのようにVRは広がっていく?

VRゲームをしている最中、その利用者は高い集中力を発揮します。また、新しい何かを探し求めるため、常にチャレンジしようとする状態にあります。現状、遊び道具としての側面が強いVRですが、教育の利用に非常に適していると、アメリカ政府は判断。

今回ご紹介した上記のような助成金を交付することにより、VR教育の改革を推進、VRが学校教育や企業内でのトレーニングなどにより一層広がっていくことを狙っています。

VRを学校教育や企業でのトレーニングなどに導入することで、効率的な学びを実現することや、学習者の興味・関心・意欲などを高めることが可能です。また、新型コロナウイルス感染症の影響で人との接触を避けなければいけない、自宅学習などが余儀なくされるなか、VRは人と人とのコミュニケーションを促進したり、孤立した空間のなかでも周囲とのかかわりを持てるような重要なツールとしても機能し、個別学習、自宅学習の概念を大きく変えることにも貢献するのではないでしょうか。

その他の国では…

VR教育が進んでいるといえるのは、アメリカ、そして中国です。このほか、ヨーロッパにおけるVR企業は2017年現在イギリス46社、フランス29社、スウェーデン19社、ドイツ15社で、順調に増加中。イギリスがリードを取りながら、ヨーロッパ全体のVR市場を盛り上げており、教育分野への更なる取り組みにも期待されています。

また、韓国でもVRをはじめとしたデジタル教育の進歩は非常に大きく、デジタル教科書による効率的な学習にVRを掛け合わせた、新たな教育にも注目が集まっています。

VR活性化に向けた日本の取り組み

日本のVR教育は世界と比べるとやや遅れを取っている、というお話は何度もしていますが、教育以外の分野におけるVRの活用・導入はどんどん進んでいます。ゲームはもちろん、ライブ配信やイベント開催などのエンタメ業界、医療業界における仮想空間での実習や間近での技術の見学、不動産の内見をVRで行うなど、その用途はさまざまです。

学校の授業にVRを取り入れることに関しては、まだ実験段階というものも少なくありませんが、田植え実習の事前学習にVRを導入する、課外学習ができない学校で、VRを活用した修学旅行を実施する、特別支援学級のロールプレイにコンテンツを利用するなどの事例はどんどん増えてきています。

また、VRを活用したオープンキャンパスや文化祭、卒業イベントなどは徐々に増加。VR教育の活性化に向け、さまざまなユニークな取り組みや実証実験が行われており、今後本格的に教育分野にVRが参入する日も遠くないと予想されます。

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