2022年2月1日、新興3社が仮想空間を活用した新事業を手掛ける会社「MetaTokyo」を設立しました。今回は、MetaTokyo株式会社の概要やメタバース上でどのような事業を実施していくのかなどをご紹介します。
MetaTokyoとは
MetaTokyo株式会社は、Fracton Ventures株式会社・アソビシステム株式会社・ParadeAll株式会社の3社が共同で設立した会社です。この会社はNFTを活用したオープンメタバース上に「グローバル文化都市トーキョー」を創り、国内外のさまざまなクリエイターやパートナー企業と事業展開を行うという、世界初のプロジェクト「メタトーキョー」を推進します。
MetaTokyo株式会社はメタバースでの文化都市開発を加速する会社として、さまざまなプロジェクトを計画・実行していきます。
会社設立までの道のり
MetaTokyo株式会社を設立するにあたり、2021年8月にはWeb3.0ムーブメントと文化、都市を結びつける世界初のプロジェクトを発足。その後、11月には世界最大級のNFTアートプロジェクト「Generativemasks」、12月にはストリートスナップ誌「FRUiTS」とコラボをし、日本のさまざまな文化をオープンメタバース、NFTと組み合わせて発信し、国内はもちろん、世界から大きな反響を受けました。
NFTとは?
NFTは「Non-Fungible Token」の略です。日本語だと「非代替性トークン」といい、「唯一無二であると証明できる技術」のことをいいます。昨今はインターネットや技術の進歩により、誰もが簡単にアクセス可能、ものや金銭のやりとりがより早くなっています。
しかし反面、ネット上の情報はコピーや改ざんのリスクがあり、オリジナルであることの照明や価値の証明が困難であるといった問題もあり、取り引きにおける不正やトラブルも危惧されています。
そこで重視されるようになったのが「唯一無二であることの証明」、つまりNFTです。NFTの技術があれば、本物かどうかを区別することが可能になり、唯一性・希少性の証明となります。
本プロジェクトは、グローバルで新たなカルチャー、エンタメの流通を拡張しているNFTとその技術基盤であるブロックチェーン、そして新たな社会の在り方を実現するWeb 3.0ムーブメントと文化、都市を結びつける世界初のプロジェクトとして2021年8月に発足しました。
MetaTokyo株式会社の今後
MetaTokyo株式会社はNFTと日本文化、エンターテインメントとを掛け合わせていくなかで、芸術文化活動はもちろん、国内外のIPやブランド企業、地方自治体などの取り組みも推進していく予定です。
MetaTokyoが保有するメタバースの土地では、音楽やフェスティバルの開催やライブ会場の建築、有名IPとのコラボレーションなど、さまざまなプロジェクトが計画されています。
新たな取り組みがどんどん行われることが期待される今後のMetaTokyo株式会社に、期待・注目していきたいところです。
近未来に対応できる力を、子どものうちに身に着けるために
メタバースでできることなどがこのまま順調に増えていけば、我々にもVRなどに関する知識や技術が当たり前のように求められるようになります。特に、未来ある子どもたちにとっては、「仮想空間内での仕事」「VRを活用した職業」などが将来の選択肢として挙げられるようになるでしょう。
新たな技術に対応できるようになるには、子どものうちからその力を身に着けておくことも大切です。メタツアーズが提供する教育向けコンテンツなど、さまざまなVRコンテンツに触れることで、VRに興味を持つ、知識や技術を得るといったことも可能になるでしょう。
学校教育の幅を広げることはもちろん、子どもたちの将来のためにも、ぜひVR教育の導入をご検討ください。
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